対抗系の将棋で居飛車の7筋の歩（３筋の歩を）左銀で取りに来る攻めは有望筋なのでしょうか？
将棋ウォーズをで対局しているとここを攻めて来る人が結構多いのですがいつも取り合えず歩を突きだして逃げています。相手は仕方ないので一旦７六銀としてきますが何も取れずに逆に銀ばさみに成功する事もあります。この銀で困った事はないのですが上手い人がやれば攻めが決まりますか？角道が通っていてもこちらから角交換して序盤で悪くなる事はあまりない気がします。終盤辺りが下手なので勝負としては負ける事もありますけど。
対抗系の将棋で居飛車の7筋の歩（３筋の歩を）左銀で取りに来る攻めは有望筋なのでしょうか？ 将棋…
「玉頭銀」と称する手筋です。
一般的には▲４五歩早仕掛けvs△四間飛車の戦型で
四間飛車側が用いるケースが多いです。
図のように歩を逃げてゆっくり陣形を
組んでいっても▲が悪くはならないでしょうけど、
この場合は△の玉形が危険な居玉なのに対して
▲は既に舟囲いが完成して陣形的に優位なので、
７六の歩を逃げずに一歩損を甘受して
斬り合いに持ち込むのも一法です。
△の玉頭銀が７六の歩を拾っている間に
▲２五歩～▲３六歩～▲３八飛～▲３五歩と
角頭にちょっかいを出せば
△は美濃囲いに入る余裕がないはずです。
たとえ将来的に玉頭銀が他の駒と連携して
８七の地点に成り込んでくる形になったとしても
▲玉を右に逃げだせば致命傷にはなりにくいですから、
その間に△の居玉を包囲してしまえば良い訳です。
ありがとうございます、振り飛車側としても勝算があってここを狙うのでしょうね。