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民間企業&公務員のボーナスまとめ 本当にボーナスが高い業界はどこ?

仕事・就職

多くの民間企業では、夏、冬の2回ボーナスが支給されます。支給日は企業によりますが、夏は6月または7月、冬は12月の場合が多いようです。

厚生労働省の調査によると、2018年度に民間企業で支給されたボーナスは夏が約38.4万円、冬が約39万円。合計すると年間で77.4万円でした。夏と冬に支給されるボーナスを比較すると、冬の方が5000円から1万円ほど高くなっています。

大卒の新入社員を含む20~24歳の平均金額は39.3万円。単純計算すると夏・冬それぞれの支給額は約19.7万円です。20代後半になると、年間で約67万と平均金額が大きく上昇します。その後も平均金額は右肩上がりで、50~54歳になると年間のボーナス支給額は平均128.8万円となります。

ところが、60歳以上になるとボーナスの平均額は年間64万円まで減少します。多くの企業では定年を60歳と定めており、定年を超えて働くことを希望する人は再雇用制度や勤務延長制度で仕事を続けることになります。特に再雇用制度を採用する企業では正社員からパートや嘱託社員などに雇用形態が変わるケースが多く、ボーナスが大きく減ってしまうようです。

2018年の国家公務員のボーナスは夏が平均65.3万円、冬は71万円でした。月給に換算すると夏は約2.1カ月分、冬は約2.3ヶ月分でした。2014年から2018年までの夏と冬のボーナスの金額は下のグラフの通りです。

ここ5年のボーナスは夏が62~65万円、冬が65万~70万円と、冬のほうが多く支給されています。2017年は冬のボーナスが前年よりも減少しましたが、2018年は再び増額しました。年間の130万円前後。民間企業全体の平均と比べると2倍近くになります。

公務員のボーナスは後で説明する通り、その年に月給の何カ月分を支給するかあらかじめ決められています。国家公務員の場合、2018年は4.39カ月分でした。単純計算すると、夏・冬それぞれ月給の2カ月分強が支給されたことになります。

地方公務員は??

一方、地方公務員では、2018年のボーナスの平均支給額は169万円でした。

地方公務員のボーナスの支給額や支給日は各地方自治体の人事規則をもとに定められます。その地域の民間企業のボーナスも加味して支給額を決めるケースが多いようです。

有名企業のボーナスの額は??

・ソニー 244.9万円
・ソフトバンク 243.8万円
・トヨタ自動車 243.0万円
・日産自動車 222万円
・マツダ 177万円

上位の会社は月給に換算すると6か月前後もらえていることに!

ボーナスが多い業界ランキング

2019年円年末賞与
一時金 大手企業業種別妥結状況
[第1回集計](加重平均)

1位:建設 172万3818円(前年比1.81%増)

道路や橋、病院や住宅など、街を見渡せば多種多様な建設物を目にすることができます。そんな建設物を造っているのが「建設業」に携わる専門の職人たち。一口に建設業と言っても、全部で28業種に分けることができます。それぞれの技術者や技能者が、力を合わせて1つの建設物を造っていく、大変やりがいの大きい仕事です。

建設業界の大手5社
大林組
鹿島建設
大成建設
清水建設
竹中工務店

2位:自動車 102万3057円(前年比2.31%増)

一般的に自動車業界とは、自動車やバイク、バスやトラックなどを含めた完成車を扱う自動車メーカー、部品や素材メーカー、販売会社などを指す。車には何万点もの部品が使われ、ブランド別の販売網などがあり、かかわる企業は広範でその数も関連会社や子会社、孫会社など非常に多い。

また、自動車の修理やメンテナンス、レンタカーやカーシェアなど自動車に関連した各種サービスを広く自動車業界と捉える場合もある。

大手企業
トヨタ自動車
日産自動車
本田技研工業(ホンダ)
マツダ
スズキ
SUBARU
三菱自動車

3位:造船 92万3円(前年比4.09%増)

造船業界は就活生にはあま馴染みのない業界ではありますが、国内では大きな業界規模を誇っている産業の一つです。造船業界と関係する業界として海運などが挙げられますが、海運業界は船がないことには事業を展開することができません。

船は海運業界にとってなくてはならないものであり、造船業界の必要性は非常に高いです。

大手企業
三菱重工業
IHI
川崎重工業
住友重機械工業
三井E&Sホールディングス

4位:化学(硫安含む) 91万8623円(前年比1.15%増)

化学企業の平均年収ランキングです。北米のシェール、中国の石炭化学などのプラント生産能力が増加したことにより、国内に安価な基礎化学品が流入。化学業界では、国内需要の縮小と企業間競争の激化によって、事業の変革が求められるようになってきました。

大手企業

三菱ケミカルHD
住友化学
富士フイルムHD
旭化成
三井化学
信越化学工業
花王

5位:電機 89万6571円(前年比0.67%増)

電機業界は戦後日本の経済成長を支えてきた一大産業であり、日本の優れた「ものづくり」として世界的にも評価されてきた業界です。日本の代表的な産業の1つであるため人気のある業界と言えますが、昨今はニーズの多様化やIotなど変化の大きい業界でもあります。

大手企業
日立製作所
ソニー
パナソニック
三菱電機
東芝

6位以下

6位:非鉄・金属 76万1761円(前年比4.98%減)

7位:鉄鋼 76万814円(前年比1.65%減)

8位:セメント 74万5429円(前年比2.23%減)

9位:紙・パルプ 65万1165円(前年比0.74%減)

10位:機械金属 62万2819円(前年比3.92%減)



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