デジ同人で価格を上げても下げても販売数が変わらない理由は、主に以下の2つが考えられます。
- 需要と供給のバランスが崩れにくい
デジ同人は、デジタルデータとして販売されるため、流通コストが低く、制作者の利益率が高いです。そのため、価格を上げても、制作者の利益は大きく減少しません。一方、販売者は、高価なCG集を買うための予算が限られているため、価格を下げても、販売数を大きく増やすことは難しいです。
- 同人誌の購入は、価格よりも作品の内容が重視される
同人誌の購入は、趣味や嗜好の範疇に含まれることが多いため、価格よりも作品の内容が重視されます。そのため、価格を上げても、作品の内容が魅力的であれば、それなりに購入者はいます。一方、価格を下げても、作品の内容が魅力的でなければ、それほど購入者はいません。
ご質問のケースでは、両方のCG集の販売数が100本程度と、どちらも大きなヒットとは言えません。そのため、価格を上げたからといって、それほど販売数が増えることは期待できませんでした。また、100円という価格は、同人誌の相場を考えるとかなり安いため、作品の内容が魅力的でなければ、それほど購入者はいません。
もちろん、価格は販売数に影響を与える要素の1つです。しかし、デジ同人の場合は、価格よりも作品の内容が重視される傾向にあるため、価格を上げても下げても、それほど販売数に大きな変化は見られないという可能性が高いです。
