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ひとりが好きな人の特徴、心理、性格

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管理人は「ひとりが好き人間」です。

ここを見て、ひとりが好きな方は共感して頷いていただき、そうじゃない方はひとり好きな人を理解するための一助にしていただけると幸いです。

僕はひとりが好きだった

某年の大晦日、元日、2日と連続で親族と過ごした時のことを話します。

ーー

正直限界まで疲れきって帰ってきました。吐き出させてください。

子供の頃は協調性のかけらもなく、常に集団を外れて行動していました。

連係プレーがとにかく苦手で。

思春期に突入すると、周りとの摩擦に辟易しながらも、自分なりに対人関係的処世術を身に着けて、決定的なトラブルに至ることなく何とか人と過ごせるようになりました。

社会に出てからは仕事と割り切ることで人間関係も円滑に保つことができました。が、それは気を遣う、つまりエネルギーを放出する作業にほかならず、家に帰ってしっかりと休まねばパンクしてしまう。手放しで対人関係の極意を身に着けたわけではなく、自分を切り売りして穏便に済ませていたのです。

いまだに誰かと長く一緒にいるのが苦痛で仕方がないです。

静かな人と一緒にいるならまだしも、声が大きくて常に喋っていたり、絶えず動き回って大声を上げる子供などといれば、エネルギーの枯渇はさらに加速します。

次第にイライラしてきます。「うるさい」「黙れ」といいたくなる。表情にも出る。自分でもわかるほどのフラストレーション。こうなると、そんな自分に嫌気がさして更なるマイナスのスパイラルに陥ります。

おそらく、この場に居続ければ、対人トラブルを自ら招くことになるのだろうなって予感がヒシヒシとしていました。

だから、本日、僕を呼んでくれた主催者には丁重に「キャパオーバーしたので帰ります。せっかく誘ってくれて本当に有難かったです、ごめんなさい」と一言伝えて帰ってきたのです。

よく「誰かといないと寂しくて駄目」という人がいますよね。僕にはその気持ちがわからないんです。それがおかしいとか間違っているとか、そういうことじゃくて、理解ができないんですよ。

どうして誰かと一緒にいることを受け入れることができるのか。

そのストレスでパンクしないの?凄すぎます。

僕は少し変わっているのだと思います。常に頭の中にノイズがあって、それは好きなことに没頭することで散らすことができる。だけど、環境音や周囲に誰かがいて騒がしい時は、そのノイズが助長されて段々疲れが蓄積していくんです。

例えば、その場に自分以外の誰かが5人いて、それぞれに何か活動していたとします。しゃべる、見る、歩く、食べる。それらが全て視界や耳に入り、それをスルーできなくなるんですよ。誰がどこにいて、何をして、どんな音を発しているのか。何を欲しているのか。全てを把握し、全てをカバーしようとします。その結果、脳にエラーが蓄積して、徐々に限界容量に近づいてくるのです。

だからこんな時は離脱します。誰もいない、自分の生み出した生活音しかしない静寂な場所へ行ってリカバリーしなければ。そうしないと、次に消耗する時までにエネルギーを充電できないんです。

こうやって静かな環境でブログに胸中を吐き出し、心を調律するのも凄く大事な作業。お陰様で、今はかなり落ち着きました。僕にとっては、ひとりになれる自宅は最後の砦なのかもしれません。ここは何としてでも死守したい。

人と長時間過ごしていて、こういう風に疲れちゃう人、ほかにいませんか?

脳内は、できればクリアなほうが良いです…

以上は、かつて大晦日に体験した脳内バースト体験。これ以降、僕は自分のひとり好きを認識し始めたのです。

ひとりが好きな人の特徴、心理、性格

充電にはひとりが良い

フィジカル面というよりも、メンタル面の疲れを癒すためには、ひとりでいるほうが良いです。 ほかに誰もいなく、静寂で個室のほうが、充電効率は増します。世の中の多くの人は誰かといると充電できるそうなのですが(もちろん、相手によるのでしょうが)、こういう人にとってひとり好きの「ひとりにしてもらわないと元気を取り戻せない」という切実な願いは、いまいち理解しがたいようです。

この「ひとりで過ごすと元気になる」という自分の性格を理解して、それを認めてお付き合いをせねばひたすら消耗する生活になる危険性があります。「ひとりでいるとさびしい」とか「友達と過ごさないと虚しい休日だ」などという世間一般の様式に合わせようと必死になり、その結果消耗してしまう人も多い。早いこと、自分の性格を認めてあげたほうが楽になれると思います。あなたはひとりでいる方が元気になれるのです、決して根暗などではありません。

どうしてひとりでいるほうが充電できるのかというと、気質が影響しているのだと思います。僕らみたいな人は、内省型なんですね。自分と向き合ったほうが、前を向いて生きるヒントを得ることできる。それを実行するために、できるだけ静かな環境のほうが都合が良いのです。そうじゃない多数の人は自分の内側というよりも外側に対して生きる意味や活力を見出す外交型。

僕らが陥りがちなのは「自分と向き合えない人間は駄目だ」という思考でしょう。外交型のほうが多数派であるため、相対的にひとり好き人間は少数派になってしまい、どうしても理解を得られにくい。そんな中で、反発心として外交型人間を叩いてしまいがち。僕もかつてはそうでした、騒々しく賑やかな人種を疎ましく感じ、半ば蔑む。逆に、内省して読書など知的活動に耽る自分たちを、さも賢人のように持ち上げる。このような思考では、自然と見下してしまう形になり、捻じ曲がった対人関係になりがちですよね。

ひとりが好きな人もいれば、誰かと過ごすことが好きな人もいる。内向型と外交型。それぞれがそれぞれの気質で、上も下もないのですよね。だから、お互いに理解し合えれば不幸になる人が少なくなると思うのです。我ら内省型は、少数派の苦しさから、ひねた考えになりがちです。でも、そうじゃなくて喧騒が好きな外向型の気持ちも、理解するように努めてはどうかと思うのです。同時に自分を解ってもらうためのアピールも必要ではないでしょうか。

自分のペースを崩されたくない

1日のスケジュールは、ある程度決まっています。しかもそれは、ルーチンように同じことの繰り返しになる場合が多い。食べるもの、通る道などなど。それらが崩されることに強い苛立ちを覚えがち。たとえば「日曜の夕方は映画を見て過ごす」という決め事があったとして、突然家に誰かが訪問してきてスケジュールが大幅に変わることなどに辟易するのです。とにかく、自分の決めたペースで物事を進められなければ、つらい。

一見、わがままな人に見えるかもしれませんが、その一言で片付けられてしまうのは僕らにとっては辛いことです。確かに、人に合わせるのが得意ではないのですけど、それ以上に「冒険」や「驚き」を求めていないという気持ちが強いのです。世の中にはサプライズが好きな人がいるようですが、こういう人はいきなり家に訪問されても嫌がらず、むしろ喜ぶのだそうですね。でも、ひとり好き人間にとってみれば、サプライズなどは最も避けたい部類の「事件」に他なりません。構えができていない、自分のペースで考えることのできない突拍子もないイベントを、いきなりぶち上げられることがいかに苦痛か。察していただけなければ、これは本当に辛いのですよ。繊細で臆病、ともいえますし、間違いなく神経質な面はあるでしょう。そうじゃない人から見れば「たかがそのようなことで傷つくな」って感じなのでしょうが、嫌なものは嫌ですからねぇ。

プライベートなんて、特に自分のペースを乱されたくない。「どうして仕事以外で自分の好きなように生きられないのか」なんて不満に思い始めたら、途端に元気がなくなって心を蝕まれ始めます。自分のこういう気質に早いうちから気づいて対処できない人は、どんどん消耗してやがて心の病にまで発展してしまう。どうか、自分の性格を理解してください。ただでさえ仕事における対人関係で消耗しているのなら、プライベートは自分のペースで過ごし、しっかりと充電していただきたいなと思います。

人嫌いじゃないけど、長く一緒に過ごすと消耗する

人間がどうしようもなく嫌いで、会いたくもない!なんて山にこもる俗世離れした仙人のような気質ではないのです。社会性はあって、人と会うのもやぶさかじゃない。むしろ、たまに人と会ったほうが元気になれるのです。ですが、長く一緒に過ごすと、露骨に消耗していきます。症状的には、全身の倦怠感を伴う、頭がボーっとした感覚とでもいいましょうか。心の中にエラーが蓄積していく、という表現も適切です。

何年、何十年という「長さ」ではありませんよ。僕なんて半日一緒にいるだけで、疲れきってしまいますからね。ここらへんは、人それぞれ疲れ度合いの強度が違います。内省気質が強ければ強いほど、人と元気に過ごせる時間は短くなる。もちろん、相手にもよります。心を許せる親友や伴侶ならば、かなり長い時間を共有できますし、自分が苦手な人と過ごせば、駄目になるまでの時間は短くなりがち。ここらへんは万人に共通しているのでしょうが、ひとり好き人間の場合は二次関数的にそれが影響します。

どうして、誰かといると疲れてしまうのか?それは、先述した「自分のペースを崩したくない」というのが影響しているのでしょう。誰かと過ごすと、どうしても相手に合わせてしまう部分は必要になる。そうなると、100%自分の思ったとおりに活動することは不可能。ここらへんにフラストレーションの根源があると思われます。また、一緒にいる相手を必要以上に慮る、というか配慮しすぎて、気疲れしてしまうというのもあります。きょろきょろしていれば「何を探しているのだろう」眉をひそめていたら「機嫌が悪いのかな、私が何か気に障る言動をしただろうか」などと考えてしまうのですね。とにかく相手の一挙手一投足が気になってしょうがない、結果としてジリジリと消耗してくのです。

このような気質の人は、恋愛においても苦悩しがちです。相手が「会いたい、一緒にいたい」と申し出れば、それに関しては必要とされているので悪い気持ちはしないのですが、どうしても自分のペースを崩されてしまう。恋人に時間の共有を求められて嬉しい反面、自分のペースを崩したり一緒にいて消耗してしまうというジレンマに陥ってしまうのですね。束縛なんてされようものなら、口唇ヘルペスが出たり円形脱毛になったりするレベルで精神に負荷がかかってしまいます。結婚するとなっても、同居を前提とするならば、僕らにとってそれは脅威です。同じ屋根の下に誰かがいて、しかもそのペースに合わせて過ごす義務が生じるとなると・・・想像しただけでも恐ろしい。

では、どうすれば内省型人間の恋愛や結婚は成就するでしょうか。一筋縄ではいかない問題なのでしょうけれども、僕は最低条件を「自分の気質を相手に理解してもらう」ことだと考えています。ひとりでいる時間が必要、自分のペースを乱されたくない、長く一緒にいると消耗してしまう。このような気質を相手にしっかりと理解してもらって、それでもなお一緒に生きていきたい!という人と一緒になれば良いのではと。相手を愛することができない、不完全な欠陥人間ではありません。ただ、気質な内省型なだけなのです。ひとりになりたい気持ちは、特定の誰かを疎ましく思う気持ちではないのです。そこを解るか解ってもらえないかは死活問題でしょう。内省型が絡む男女関係には内省型×外向型・内省型×内省型の2パターンがありますが、それぞれでしっかりと、相手を尊重するための話し合いを設けるべきでしょうね。

運動は団体競技よりもソロが良い

野球やサッカーなどはもってのほかで、バドミントンや卓球などペアを組む競技やそもそも「相手がいる」競技を嫌います。逆にジョギングや水泳、ロードバイクなどひとりで黙々と楽しめる競技を好む傾向があります。僕なんてその典型ですね、団体競技ははじめから「そういうのやってません」オーラを全開に出して、そもそも誘われない雰囲気を作り出します。自分の性格がわかっているからです。

ジョギングや自転車なんかは、自分の内側と常に対話して耽る時間が作れるから、やめられませんよ。仕事の対人関係で蓄積したエラーを、こういうところでしっかりと発散する。走る禅、なんて良く例えたもので、まさにその通りだと感じます。ソロ競技の楽しさは、例え難いほどに大きいのです。ここらへんも「良くひとりで黙々と運動できるね、飽きない?」などと言われますが、全然飽きないのです、なぜなら自分とおしゃべりしているのだから!

誰かと一緒に行う競技は、やっぱり一緒にいる人を気にしすぎてしまう。だから、心の底から楽しめずに疲れてしまうのです。ましてや、勝敗を決めるような競技ならばなおさらで、「自分のやったことが勝敗に影響しているのではないか」なんて考えただけで疲れちゃいます。誰かに嫌な思いをさせているのではないかと、心配になってしまうのですね。これでは、人と運動をしたいなどとは思えませんよ。

映画鑑賞やゲームもひとりでやりたい

映画館へ誰かと行っても楽しめません。なぜなら、隣にいる人が今何を考えて求めているのかを常に気にしてしまうからです。スクリーンに没頭などできないのです。気にしすぎ!といわれても気質なのだから仕方ないのです。ゲームにしてもそうですね、ペアを組む内容であればいよいよ、相手のペースに合わせたり気遣ったりして駄目です。やっぱり、自分の好きなように楽しみたいという気持ちが強くなる。

ネトゲしててもそうです。人は基本的に嫌いじゃないのでギルドやクランを作って交流するのですけど、やっぱりソロで活動する時間がないと駄目。常に一緒に活動していると、消耗するばかりです。自分でも面白く感じます、現実世界では仕事で人に合わせて蓄積したエラーをひとりでいることで解消し、ネトゲでは誰かと活動したエネルギーをソロ活動で充電しているのですから。筋金入りといわざるを得ない(笑)

旅行もそう。ひとり旅が良いのです。気の置けない仲間と2~3泊ならば、楽しめる範疇で収まりますけども、知らない人とそんなに長いこと過ごすのは地獄でしかありません。それならば、心行くまま気の向くままに、ぶらりぶらりとひとり旅情を噛み締めたほうがずっと有意義に過ごせます。年を重ねるにつれて、この感覚は強くなっていますね。旅はひとりが最高なんです。騒がしい道中などは求めていない。

趣味全般に関して、ソロが良いという風にも言えますね。行動、思考、すべてにおいて自分のペースで運べるのが理想です。無意識のうちに感情を読んだり気にしすぎる繊細な気質がある、がゆえにこのような境地に達してしまうのだと思います。

世間には「誰かに合わせられる人間の方が協調性があって優れている」という風潮がありますよね。これにより「自分は協調性のない駄目な人間だ」なんて卑屈になる人も少なからずいたのではないですか。僕もその中のひとりでした。

しかし、昨今では繊細な気質がクローズアップされて、それは欠陥ではなく気質であるということが謳われるようになっていますね。この流れには、とてもうれしく感じています。内省型人間が少しでも世間で理解されるようになれば、HSPにとって生きやすい環境が醸成されつつあると言えるでしょう。

「友達いらない」

誤解のないように説明しておきますが、人と一切接さずに山奥に籠りたいとかそういう話じゃないんです。仕事の付き合い、ちょっとしたお友達、OKです。

ただ、DEEPなのは駄目なんですよ。

たとえばいきなりメール飛ばしてきて「〇〇ちゃん、寂しくない?大丈夫?」とか突拍子もなく土足で踏み込んできたり。いやいやそれおめーが寂しいだけちゃうんかと。

はたまたfacebookの投稿が2~3日でも空こうものなら「心配したヨ!」とか真顔で言ってくる人とか。いやいやこっちが心配だ、ソーシャルにプライベート晒し続けて自ら人の監視下に甘んじるとか、狂気の沙汰だヨ☆

まぁ要するに久々に会ってもやぁやぁ元気かいおーよかったそんじゃねバイチャ!くらいのライトな関係が丁度いいんです。そんなそばにいないでくれ。いても2日が限界だという話。

総括

いかがでしたでしょうか、今回はひとりが好きな管理人の主観で、特徴を5つ挙げてみました。あなたには当てはまったでしょうか?

あわせて、こちらの記事も参考になるでしょう。

最近、地方紙の一面に大きく「HSP」についての話題が取り上げられていましたね。昔は根暗で協調性のない欠陥とみなされていた「ひとりでいたい繊細な気質」が、現在では遺伝子レベルでその存在が認められ、理解が進もうとしています。

長い間、繊細でひとりが好きな自分を認められずに苦労してきた方も少なからずいると思います。ですが、どうか自分を責めないでください。それは、努力で補うことが困難な生まれ持った気質の可能性があるのです。

まずは自分で自分の気質を認めてあげてください。

肯定できるのであれば、HSPというタグを付けることも決して悪いことではありません。むしろ、そこから前を向いて生きる力を得ることができるのだと思うのです。僕なんてそうですよ、昔から友達の言動に傷つき、周りに振り回される自分がとっても嫌いでした。

ですが、この概念を知ってからは、本当に生きやすくなった。「なるほど、これは気質だったんだ。では、それを認めて周囲にも公言し、自分らしく生きていこう」と考えられるようになったのですからね。

ひとり好きは、悪いことではありません。人間嫌いで厭世的になっているわけではなく、気質が関係しているという可能性を、念頭に置いてください。自分を責めちゃ駄目ですからね!

一緒にいて消耗するタイプ

以下、僕が一緒にいると消耗してしまう人の特徴をまとめました。

こちらを変えようとしてくる人

これは最も苦手で消耗するタイプです。

自分と相手は別ですから、そもそも自分以外を変えようという考え自体が不自然です。にも関わらず「こうしたほうがいい」「それはおかしいからやめて」などと自分の考えを押しつける人は本当に苦手です。

自分以外は変えられない、であれば誰にも干渉せずに関わりを持たずに生きればいいのかというとそんなことはなく、そうじゃなくて「相手を変える」という発想を「気づきを与える」に転換して関わってみてはどうかなって思うのです。「なるほどそういう考えもあるのか、僕ならこう考えるけれども」このようなニュアンスならば、相手を否定するような乱暴な言い方にはならないし、それで相手が気づいて変化する可能性もありますよね。

恋人や夫婦間でも、この大原則を破って関係が破たんしていく人が多いように感じます。仕事でのコミュニケーションにしてもそうです。相手を変えようと自分の考えを強引に押し付けた結果、長期にわたって相手が消耗しフラストレーションを溜め、ある時それが崩壊して事件が起きる。これは悲しいことです。

沈黙に耐えられない人

「黙っていて」とまでは言いたくないのですけども。

2人の間に沈黙の時間が生まれてしまったら、それを無理に破ろうとして強引に話題を振ってくる人は苦手です。 会話が無いと気まずい、という発想がある時点で一緒にいられないタイプです。

別に沈黙があったって良いと思うのですよね、話すことがない、ということはつまりそれが自然なことなのであって、そこを無理に崩す必要はない。沈黙ってのは悪いことではなく、むしろ2人で静かな時間を共有している貴重な体験だと思うのです。これって変でしょうか?

「話すのが面倒」というよりは「必要な時以外は無理に話す必要もない」という考えですね。前、一緒にいた人は「ねえ、なんか面白い話してよ」という無茶振りをよくしてきましたが、そのたびに「自分がすれば良いんじゃないかな」と返していました。これ、言われるたびにイラっとしてましたね。なんでも相手任せかよ、って・・・

ひたすら自分語りする人

最近はもっぱら聞き専なんですけど。

一緒にいると隙あらば自分語りをする。ある程度は聞いて「ふんふん、なるほど」「それって、こういうことですか?」なんて切り替えしたり、面白おかしく聞いてるのですけどね。とにかく自分語りが止まらない人がいて、そういう場合は消耗します。特に笑いも落としどころもない場合は、さらに疲れちゃう。

やっぱり、人間てのは自分の話を聞いてくれる人が好きなのです。だから聞き上手は味方が多いのでしょう。僕も昔はひたすら自分語りをするタイプでしたが、ある時から人の話をひたすら聞くようにしました。相槌を打つだけではなく、「それって、どういうことですか?」なんて掘り下げてみたりする。情報を得られるだけでなく、相手の気分を良くする傾聴は社会で生きていく強みになる。

ここらへんを踏まえたうえで、自分を語る場合も程度を考えたほうが良いですね。自分のことを話すというのは、話題作りには最高なのですが、相手も聞いてばかりだと疲れてしまいますから。時には相手の話を聞きだすポイントを設けたほうがバランスがとれるのではないかなと。

マウンティングしてくる人

こちらが何かを伝えると、それを上回るような過去の武勇伝を語って封殺したり、それ以上の成果や結果を数字で誇示してくる人ですね。これは正直、参ってしまいます。「それは凄いですね!」なんて伝えればご満悦になる(単純ですね…)のですが、毎度それだと消耗します。またマウンティングかよ・・・と。

こういう人は基本的に自信が無いのだと思います。だから、誰かのどんな語りにも「私はそれよりも優れているんだ」ということを、聴いてもいないのにことさらに主張するのですね。消耗するだけじゃなく、その人の株も下げてしまいます。

口を開けば自慢、という人もこの部類に属しますね。やっぱり、自信がないのです。本当に自信がある人は、自慢話なんてしないもので、行動で示してくれます。

マウンティングする人には、話を振るのもためらってしまう。太鼓を持つのも、エネルギーが必要ですからね。「本当にすごいなら、背中で語ってくださいよ」なんて喉まで出かかって、引っ込めることもしばしば。危ない危ない(笑)

ーー

以上、僕が一緒にいて消耗してしまうタイプの人でした。

(参考)結婚したくない男性急増の統計データ

ここではは「ひとりが好きだから結婚したくない人もいるんじゃない?」という考えのもとで統計データを参照しつつ語ります。

統計

独立行政法人 国立青少年教育振興機構

こちらの「若者の結婚観・子育て観等に関する調査」をもとにして概算値を記載しています。

※2015年7月に全国の20代~30代の男女計4000人対象にしたもの

結婚したくない人

23.0%!

男性 29.0%

女性 19.4%

男性の方が多いですね。

年代が進むにつれて割合が増えます。

2008年の調査では13.2%でした。

倍とまではいきませんが、確実に増加してます。

※2008と2015では調査方法が違うことに留意

経済状況では?

  • 年収100万未満が最多で33.2%
  • 100万~200万が次いで27.8%
  • 200万~500万は20%前後でやや横ばい
  • 500万以上で21.4%

年収が高い層で増えているのが興味深い。

子供は欲しくない人

24.8%!

男性 25.6%

女性 24.0%

むむ、圧倒的に男性が多いのかと思いきや…

経済状況では?

  • 年収100万未満が最多で30.0%
  • 100万~200万が次いで26.7%
  • 200万~500万は21.4%,23.5%,19.7%
  • 500万以上で18.8%

300万~400万で少し増えている。

小学生時代の体験が及ぼす影響について

未就学~小学生時代に家族行事や地域との繋がりが多かった人は、結婚願望や育児願望が強い傾向にあります。詳細は統計データをご覧ください。

僕的には、家庭が経済的にも精神的にも安定しており、そこから生まれる余裕で色々な経験ができると思うのです。だから、子供も自己肯定感を養えて自我が安定し、将来的に結婚したり子供を育てたいという社会的な欲求を生むのではないかと。

貧困スパイラルな家庭に生まれ育つと、イベントや地域行事への参加などは難しい。今や6人に1人の子供が貧困との調査データもあり、家庭の困窮が結婚願望の低下と少なからず相関していることが伺えますよね。

ひとりが楽だから結婚しない人について

結婚願望がない人について、理由「とても当てはまる」「当てはまる」を合算すると以下のようになります。

  1. 経済的に難しい 63.7%
  2. ひとりが楽である 50.4%
  3. 仕事が忙しい 48.3%

上位3つを挙げました。

赤で「ひとりが楽である」を強調したのは、まさに僕がそうだからです。僕の結婚しない最大の理由は「ひとりが楽だから」にほかなりません。もちろん、その他の事情もありますけれども。

相手に合わせるのが億劫です。かといって自分を押し通して相手を屈服させる気にもなりませんし、したところで気分が悪くなります。畢竟、ひとりでいるほうが楽なのです。

でも、これって由々しき問題ですよね。結婚したくない人の半数が「ひとりが楽だから」という理由で結婚していないんですよ。もし、これが解消されればもっと結婚する人が増えて子供の数も増えるような気がしますけどね。いったい、どうしたら解消できるのでしょう?

ひとつ、考えられるのはマッチングを適正化することです。結婚するにも一緒にいて上手くいく人といかない人はいるわけですから、お互いに内面を出し合って理解した上での婚姻ができるような、そんな出会いの場を整備しればいいのではないかなと。な~んて簡単に言いましたが、「じゃあ具体的にどんなシステムなのさ?」と聞かれると答えに窮するわけですが(-_-;)

同棲することへ世間への理解を高めて、上手くいかなかったら別れるのも自然の成り行きである、ってことを認めてもらうってのはどうでしょう。「え、同棲してるの・・・?」なんていう空気を排除、さらに「同棲したんだから責任をとるべきだ」という考え方もなくして、あくまでも結婚までのマッチングの場として割り切るとか。う~ん、これまた難しそう。ジェンダー問題にもかかわってくる。

そもそも結婚をしなければいけないという決まりもないわけですから、このように「ひとりが楽である」という意見が一般化していく可能性が高いですよね。根も葉もないんですけどね、こんなこと言うと。ただ、昔よりもひとりでいることに世間のスティグマが減衰していることは肌感覚でわかります。「あらやだ、まだひとりなの?」というおせっかいさんは、随分と身の回りから姿を消しているような(都市部と地方ではこれまた差があるのでしょうが)。御ひとり様も随分と浸透してきましたし、時代の潮流ってやつなのかもしれません。

おやおや、「ひとりが楽だから結婚しない」クラスタをどうにかしようと思考してたら、いつのまにかその意見を肯定する流れになってしまいました・・・

少子化対策として考えるなら

夫婦じゃなくても子供を持つことを世間が認めれば、子供の数が増えるのではないかと考えています。

もちろん、脱貧困ありきなのはいうまでもありませんよ。馬鹿みたいにため込んだ企業の内部留保を適正に配分していただきたい、という気持ちもあります。奴隷みたいに労働者を扱う雇用者層にも嫌悪感がある。

ただ、「ひとりが楽である」クラスタを容認するのであれば、じゃあひとりでも子供を持っても良いんじゃない?って思うのです。でも、これまた貧困問題に結びついてしまう。寡婦世帯の子供の貧困率は実に5割を超えるそうですからね。もし、夫婦じゃなくても子供を持てるようにするならば、超手厚い福祉制度を充実させる必要が出てきます。簡単な問題じゃないですね。

総括

  • ひとりが好きな人の特徴5つ
  • 一緒にいて消耗するタイプ
  • 結婚したくない人

以上3つについて語ってみましたが、いかがでしたか?

「ひとり?ありえない。誰かと一緒の方が寂しくないし老後も安心」

という方もいるでしょうし

「わかるわかる!ひとりは最高だよね!」

って共感していただけた方も少なからずいるでしょう。

記事内でも申しましたように生まれながらの敏感で繊細な気質「HSP」が影響していることもあるでしょうし、時代とともに「誰かといる必然性」が揺らいできてる、というのも大いに関係しているのではありませんか。

大事なのは、誰かと一緒にいたい人も、ひとりが好きな人も、お互いに理解しあうことですね。メディアの扇動に流されて「既婚者は御気の毒だね」「まだ結婚しないの?」などなど、お互いに罵り合うことのないよう、肯定しあえる中庸な社会。これが理想なのかなと考えます。

最も大事なことは「自分の価値観をまずは肯定する」ことでしょう。

いつまでも結婚しないことを、周りの目を気にしすぎて気に病んでしまうだとか。独身者を羨みすぎて変に拗らせてしまうだとか。そういったことのないように、今、自分の手元にあるものがいかに大事かを実感できれば、きっと楽に生きていけるのだろうと存じます。

今回の記事には、ひとりが好きな人が自分を好きになれるヒントが、また、ひとりが好きな人を理解するための知識が散りばめられています。ここまで見ていただいて大変ありがたいです、さらに何かの折に読み返していただければ非常にうれしく思います。

ひとり好きのための本

ひとりが好きなあなたへ(写真詩集)

ひとりが好きな我々のこころにグッとくるフレーズが多数。さり気ない表現に癒されたという方もいらっしゃいます。家にひとりで静かな環境で、眠りに入る前に眺めて心を落ち着けてはいかがでしょうか。

孤独がきみを強くする

かの有名な岡本太郎氏いわく「群れるな、孤独を選べ。」の言葉に痛く共感できる人は少なくないのではないですか?僕はその一人です。岡本太郎が経験した孤独の告白書。孤独を感じたら読みたい一冊。

孤独と不安のレッスン

内容は小学校高学年にもすすめられるくらいに読みやすいもの。で、それでいて子供には読ませておきたいと思わせられる構成になっています。ひとりで考えること、ひとりでいることの大切さを学ぶための必読書ですね。

孤独の価値

「ひとりでいることの何が悪いのよ、あぁん??」って思っている人、いませんか?僕もそうなんですけど。マスコミがやれ孤独が悪だーだのなんだの、さもひとりでいることが罪のように喧伝するじゃないですか。でも、それっておかしい。人は、群れ過ぎなんですよ。摩擦が多すぎる。よくあんな面倒くさい人間関係を公私ともに引っ提げられるもんですね。気が知れない。←こんな風に考えているあなたの心をひとまとめにしてくれる孤独loverの友です。

最後に・・・

本当の自立心が出来ると、孤独を楽しめます。

一人が好きな人はなぜ好きなんですか? – 寂しくないんですか? – Yahoo!知恵袋

Yahoo!知恵袋より良いなと感じた一節を紹介して締めます。



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