最近ゲームセンターが少なくなった理由はなんですか？やはりオンラインゲームが普及したりスマホのゲ…

ゲームセンターが衰退したのは、家庭用ゲーム機の処理能力が上がりすぎたからですよ。
昔なら業務用でしか不可能だった計算処理や画像処理も、今は家庭用で出せるようにもなりました。
ゲーセンに行けば大きな画面でゲーム出来るメリットがありましたが、今はそれも家庭でできます。
そうすると、わざわざ出かけていってお金を使うゲームセンターは衰退し、いっきに数を減らしました。
ゲーセンが復活しだしたのは、ＵＦＯキャッチャーなどのプライズ系が流行りだしてからです。
大型筐体でゲーセンでしか手に入れることが出来ないグッズに引かれてゲーセンにお客が戻り始めました。
それと同時にマニア色が強かったゲーセンの内装も明るくなり、プリクラなどの登場で女子や家族客が入りやすくなったのが今のゲーセンだと思います。

もう昔のような雰囲気には戻らないんじゃないですかね。

最近のゲームセンター業界は右肩下がり。年々厳しくなっている。

大きな流れとしては、ビデオゲームの衰退が一番目に挙げられる。家庭用・スマホが急速に浸透し、ゲームセンターでビデオゲームをする人が大きく減少した。

その後、プライズやプリクラ・メダルが主体となり、店も郊外単独型から、大型ショッピングセンター内へと移行して、業界もなんとか安定していた。

しかし、店舗の大型化と機械の高騰により、投資額が増え、売上は上がっても、利益が得られないと言う状況になる。

それに対し、課金と言う新たな形で、機械代金を下げることで凌ごうとしたが、全体のパイが増えない中では、機械代金の代わりに課金を払うだけなので、利益は増えない。

その中で、今年消費税の増税があり、プレイ代金に消費税を転嫁できないゲーム業界は、ますます厳しい状況になっている。

尚、現状の深刻な問題としては、上記の消費税のほかに、ゲームセンターが風俗営業8号として、色々と制限や規制を受けていると言う部分が大きい。

営業時間の問題、年齢による時間規制、景品払い出し禁止（プライズ機除く）、景品代の上限等々で制約を受けているため、売上を伸ばすための策が講じられないんですよ。

まだ上がる消費税への対策と風俗営業の規制緩和、この２つが出来ないと、ゲームセンター業界は衰退するしかない。