FGOに関する質問です ジナコとラクシュミーが過去にタイムスリップした事は具体的にどういった事…

アルジュナは自分の好きな様に世界を作り替えていました。それは彼自身が凄まじい力を持っていたからできた事ですが、同時に「それだけの事ができる彼はすごい神様だ」という人々の認識、信仰によって、さらに彼の力は強化されていました。
そのため、主人公達は「アルジュナでも完璧に世界を作り替えることは出来ていなかった」という事実を作ることで、彼を弱体化する事にしました。そこから生まれたのがジナコとラクシュミーがユガを耐え抜くという作戦です。
しかし、一度や二度ユガを防いでもアルジュナを弱体化させるには足りません。彼を弱体化させるには、彼があれだけの力を得る前から世界に在り続ける必要がありました。
だからアシュヴァッターマンによって二人は過去に送られたんです。

ただ時間移動した場合、出る場所は地球ではなく、「宇宙的に全く同じ場所」になります。
地球の公転速度は時速約10万7000 kmですから、例えば1時間過去に戻った場合は、地球で考えると元いた場所から約10万7000 km離れた場所に出現する事になります。しかも地球は少しずつ太陽に近付いているので、ちょうど一年前=公転周期的に同じ時期に戻ったとしてもかなりのズレが出ます。だから普通タイムマシンには「時間移動」の機能と一緒に「時間移動した後に出現する場所を指定する機能」が必須になります。
しかし、異聞帯は他の空間から隔絶された世界であり、更に第四異聞帯は度重なる世界改変で時空が不安定になっていたので、その中でどれだけ時間移動をしても第四異聞帯内から外に出る事はありません。
つまり、ジナコ達が別の場所に移動したのは時間移動したのだから当然で、寧ろ何千年も時間移動したのにその距離が第四異聞帯内で済んでいた事の方がおかしいんです。

アルジュナが神になる前よりも前に飛んでその時代から存在し続ける事で、この世界における「神たるアルジュナは絶対である」と言う概念そのものを崩すため

アルジュナがユガを回すとこの世界のあらゆる存在が例外なく一度消滅するが、「ユガでも消滅しない存在」があればそれは「神にもどうにもできないものがある」、即ち神が絶対ではないことになる

タイムスリップした場所については関係ないでしょ
タイムスリップ後に出た場所自体が別の場所だったかもしれないし、そうでなくても四角になる前にちょっと移動したのかも知れないし
少なくともジナコとラクシュミーがタイムスリップしようとしているその時にも四角は存在したんだから「四角のある場所」に立ち入る事は元々できない