ドラゴンクエスト「ダイの大冒険」で、どうしてもよくわからない場面があります。
ハドラーが超魔生物に改造されている間、彼に感銘を受けたミストバーンが時間稼ぎのためにパプニカを襲撃するシーンがありますが、時間稼ぎにしてはやりすぎではないでしょうか?
その時点での魔王軍にとって動かしうる最強兵器とも言える鬼岩城を動かして、パプニカに集まった人々に降伏すら許さない殲滅を予告し、攻撃しています。
もし、ここでアバンの使徒も王侯たちも全てミストバーンが倒してしまっていたら、超魔生物になったハドラーは一体何と戦えばよかったのでしょうか?
ミストバーンがパプニカ攻撃に手を抜いた様子は無く、彼は本気でそこで決着をつけるつもりだったように見えます。それは、結果的に鬼岩城を破壊されてしまった際の怒りようと、バーン様に無断で禁忌を犯しそうになってキルバーンに止められる姿からも明らかです。ハドラーはダイと戦うことを望んでいましたが、ミストバーンは新しい剣を持って途中から現れたダイに対しても「ハドラーのために残しておこう」などという意識は無かったようです。(結果、鬼岩城は破壊されましたが)
そうすると、ハドラーの魔族の姿を捨ててまで戦おうとする姿に感銘を受けたというのは嘘偽りだったのでしょうか?
鬼岩城による総攻撃が、全てに優先されるバーン様の御意志であったならともかく、これでは「勝てばハドラーが大恥をかく。負ければミストバーン自身が大恥をかく。」という二択にしかならなかったと思います。そんなこともわからないミストバーンだったのでしょうか?
どなたか納得のいく説明をお願い致します。
ミストが頼まれたのは、あくまでもパプニカに集まった要人達の攻撃。
ハドラーは「ダイ達と戦ってくれ」とは言ってません。
ダイ達がパプニカに戻っていることまでは、
100%とは計算してなかったと思いますよ。ハドラーもミストも。
戻っていて妨害してきたら、迎撃は止む無し、
ということだったのではないでしょうか。
>バーン様から頼まれてるパプニカ攻略
パプニカ攻略はバーンの指示ではありません。
ハドラーは「ネズミ」を退治してもらおうとしただけで、まさか超魔生物となった自分の戦う相手まで全ていなくなることは想定していませんよね。
パプニカ攻略がバーン様の指示ではないというのも、ちょっと攻撃を派手にやりすぎなのではないかと思う理由の一つです。,たとえばハドラーに、キルバーンがダイヤ9を使ってはめたときも
バーン様は楽しんでましたし
ミストバーンは特に動かなかったと思います。
ミストバーンが、ハドラーに感銘を受けているのは本当です。
しかし、だからといって、職務に私情は挟まないのです。
だから、バーン様は自分の身体を預けるほどミストバーンを信用しているんですよ。
4名の方から回答を頂きましたが、「コレだな」と思いました。
皆さんありがとうございました。
冷静ぶってるけど、ミスト君は意外と感情的なんですよ。
ハドラーも「その仮面の下を流れる情熱が云々」とか言ってたし
ヒュンケルも「逆上すると足元も見えなくなるのか?」と言ってました。
・一瞬だけ素顔を見られた
・ヒュンケルが「空」の技に目覚めつつある
・ダイの剣を見せるほどの相手じゃないwと馬鹿にされた
・鬼岩城真っ二つ
これらが重なってブチ切れしたわけです
個人的にはハドラーが好きだけど
彼はバーンのためにしか動きません。
仮に倒しちゃっても
ハドラーが悲しみに暮れるだけで
ミストバーンは、少し悪かったかなー、と思う程度だと思います。
とりあえず、「鬼岩城に倒される程度のアバンの使徒など忘れろ」。
で、終わりだと思いますよ。
竜の騎士バランが健在ですね。