携帯(けいたい)ブラックになった場合、新規契約(しんきけいやく)できる携帯電話(けいたいでんわ)は非常に少ないです。
プリスマ（プリペイドスマホ）か格安スマホの二択(にたく)と言えます。
個人的には、月額も通話料も安い格安スマホがお勧(すす)めですね。
格安スマホの一部業者は、携帯(けいたい)ブラック・CICブラック・JICCブラックでも契約可能(けいやくかのう)です。
1. プリスマ・プリペイド携帯(けいたい)
まず、思いつくのがプリペイド携帯(けいたい)（プリペイドスマホ）でしょう。
みなさんもご存知(ぞんじ)の通り、docomoは既(すで)にプリペイド携帯(けいたい)から撤退(てったい)。
AUのプリペイド携帯(けいたい)は、ガラケーの１機種のみ。
というのが、現状。
大手３キャリアで唯一(ゆいいつ)、プリペイド携帯(けいたい)に力を入れているのが、Softbankのプリペイドスマホ「シンプルスタイル」です。
こちらのプリスマは、機種のラインナップも非常に多く、ガラケー7機種、スマホ14機種、計21機種のラインナップとなっており、プリスマの中では、圧倒的(あっとうてき)に魅力的(みりょくてき)な構成となっています。
というのが、2017年までの話で、現在ではSoftbankmoプリスマに注力していません。
現在4機種までラインナップも減っており、キャリアのプリペイドスマホは徐々(じょじょ)にフェードアウトしていく形となるでしょう。
この背景(はいけい)としては、LINEやSkype等のIP電話ツールの登場により、以前ほど電話番号の重要性がなくなってきたこと、プリペイドスマホを必要とするようなユーザー層(そう)が携帯(けいたい)ブラックでも契約(けいやく)できる格安SIMへと移行していること、これら2つが大きな理由でしょう。
プリスマのメリット
プリペイドというだけあって、料金は事前支払(じぜんしはら)い。
事前に支払(しはら)ってある分しか使用できない為(ため)、お金の管理が緩(ゆる)い方には、良いですね。
ちょっと特殊(とくしゅ)なのが、一般的(いっぱんてき)な携帯電話(けいたいでんわ)と違(ちが)い、月額料金（基本使用料）が掛(か)かりません。
プリスマのデメリット
先ほどメリットで書いた、月額料金不要というメリットの代償(だいしょう)として、通話料もデータ通信量も比べ物にならないほど高いです。
通話料はまだ良いほうで、データ通信量が死ぬほど高いです。
Softbankのシンプルスタイルの場合、
通話料は、8.58円/6秒、つまり1分あたり85.8円。
一般的(いっぱんてき)なキャリアの料金プランの通話料は、1分あたり21.6円ですから、約4倍ですね。
データ通信に関しても、プランが特殊(とくしゅ)です。
こちらもSoftbankのシンプルスタイルの料金プランですが、
2日900円、7日2,700円、30日4,980円となっています。
当然、こちらのデータ通信料も前払(まえばら)いです。
2.格安スマホ（24回分割払(かいぶんかつばら)いも可能）
格安スマホは、最近流行りのサービスですね。
docomoやAUの回線を利用して、自社ブランドで様々(さまざま)な企業(きぎょう)が参入しています。
OCN・BIGLOBE・So-net・Nifty・UQコミュニケーションズと言った、光回線やWiMAXの有名な古参インターネットプロバイダが多いですが、動画配信で有名なDMMやU-NEXTなども格安スマホ業界に参入していますし、インターネット通販最大手(つうはんさいおおて)の楽天市場も参入しています。
月額料金目安とプラン内容について
音声SIMや通話SIMと言われるものを契約(けいやく)すれば、
070/080/090番号が発行されますので、普通(ふつう)の携帯(けいたい)と全く変わらず使えます。
（最近は、070も携帯電話(けいたいでんわ)に割当(わりあ)てられるようになりました。）
料金は、月額1,200円程度から、高速データ通信を使用したい容量によって異(こと)なります。
月間3GBプランなら1,600円、月間5GBプランなら2,000円と言った具合。
高速データ通信容量を超過(ちょうか)してしまった場合でも、追加請求(ついかせいきゅう)は無く、その後も低速に制限されますが使い放題でインターネットが利用できます。
ただし、速度が200Kbpsという低速に制限されます。（動画視聴(どうがしちょう)は低画質のみ可能）
200KbpsでもLINEやFacebook等は、全然ストレスなく使用可能。
ブラックで格安スマホを契約(けいやく)する為(ため)に
格安スマホを扱(あつか)う企業(きぎょう)は、たくさんありますが、携帯(けいたい)ブラック・CICブラック・JICCブラック・全銀協ブラックとなると、審査(しんさ)が通る格安スマホ業社も一部となります。
実際には、携帯(けいたい)ブラックであることよりも、ブラックでクレジットカードを持っていないことの方が、格安SIM・格安スマホの契約(けいやく)にあたって障壁(しょうへき)となります。
後ほど、一覧(いちらん)にして、ご紹介(しょうかい)しますが、その前に、必要なものと流れを掲載(けいさい)しておきます。
まず、格安スマホは、原則クレジットカードが必須(ひっす)です。
携帯(けいたい)ブラック、CICブラック、JICCブラックのいずれかになっているとなると、
おそらくクレジットカードをお持ちでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
デビットカードの活用
そこで、デビットカードを活用していきます。
デビットカードは審査無(しんさな)しで誰(だれ)でも作ることができます。
（15歳以上(としいじょう)や18歳以上(さいいじょう)と言った年齢制限(ねんれいせいげん)はあります。）
ジャパンネットバンクのVISAデビットカード・楽天銀行デビットカード（VISA/JCBどちらでも）の2つが契約出来(けいやくでき)る可能性が高く、お勧(すす)めです。
デビットカードの中には、月次決済(げつじけっさい)に対応していないものが非常に多く、そういったデビットカードですと、月次決済(げつじけっさい)に対応しているデビットカードで契約出来(けいやくでき)るところでも、オーソリエラーで契約(けいやく)できない。と言ったケースがあります。
私(わたし)が確認(かくにん)した中では、格安スマホのような月次決済(げつじけっさい)の商品を購入(こうにゅう)するなら、JNB VISAデビットカード・楽天VISAデビットカード・楽天JCBデビットカードが、一番通りやすいです。
上記カードを既(すで)にお持ちの方なら、そのまま次に進んでください。
上記カードをお持ちでなくても、他のデビットカードをお持ちの場合には、お手持ちのデビットカードで挑戦(ちょうせん)してみると良いと思います。
もし、ダメだった場合には、上記カードを作成されてから、再挑戦(さいちょうせん)してみてください。
デビットカード対応のMVNO一覧(いちらん)
デビットカードでの契約(けいやく)ができるMVNOをまとめました。
・楽天モバイル
楽天市場の運営する格安スマホサービス「楽天モバイル」。
こちらもdocomoの電波網(でんぱもう)を利用したMVNO。
楽天銀行デビットカードとスルガ銀行デビットカードが利用可能です。
楽天モバイル契約中(けいやくちゅう)は、楽天ポイントが倍付けになるなど、ポイントキャンペーンも魅力的(みりょくてき)。
ただし、U-mobileと違(ちが)い、デビットカードでの端末割賦契約(たんまつかっぷけいやく)は不可です。
デビットカードで端末(たんまつ)をセット購入(こうにゅう)する場合は、一括払(いっかつばら)いのみとなってしまいます。
ヤフオク等で、中古のdocomoスマホやSIMフリースマホを買うのもアリ。
既(すで)にdocomoスマホやSIMフリースマホをお持ちなら、楽天モバイルのSIMカードだけを新規契約(しんきけいやく)すればOKです。
・UQモバイル
108円でiPhone SE 32GBを始め、AQUOSやDIGNOといった国産スマホも108円で買えます。
さらには、13,000円のキャッシュバックもあり。
UQモバイルも、公式の表記では「クレジットカードのみ」となっていますが、一部デビットカードで契約(けいやく)できるはずです。挑戦(ちょうせん)してみてください。
以前までは、クレジットカードのみでの支払(しはら)いに対応していたUQモバイルですが、現在では、銀行口座振替(ぎんこうこうざふりかえ)にも、ゆうちょ銀行の自動振込(じどうふりこみ)にも対応しています。
そのため、クレジットブラックでもデビットカードなしでも契約(けいやく)できますし、速度の速さや端末(たんまつ)の安さは圧倒的(あっとうてき)です。
・U-mobile（デビット利用不可になりました）
携帯(けいたい)ブラック・CICブラック・JICCブラックでも、端末代金(たんまつだいきん)の24回分割払(かいぶんかつばら)いが可能な、携帯(けいたい)ブラックユーザーに優(やさ)しいMVNO。
docomoの電波網(でんぱもう)を利用している為(ため)、電波強度・エリアはdocomoスマホと全く一緒(いっしょ)です。
携帯乞食(けいたいこじき)の皆様(みなさま)へ。
キャリアと違(ちが)い、端末代金(たんまつだいきん)を完済(かんさい)するまで、所有権(しょゆうけん)が移転されません。完済以前(かんさいいぜん)の転売は完全に契約違反(けいやくいはん)です。
U-mobileさんは、携帯(けいたい)ブラックユーザーの最後の砦(とりで)ですので、そういった行為(こうい)は迷惑(めいわく)です。
IIJmioのように、今後デビットカードでの契約(けいやく)を規制するかもしれません。
・IIJmio（デビット利用不可になりました）
格安SIMの古参企業(こさんきぎょう)「株式会社(かぶしきがいしゃ)インターネットイニシアティブ」が運営する格安SIM・格安スマホサービス「IIJmio」
IIJmioも当初はデビットカード利用可能でしたが、2017年頃(としごろ)よりデビットカードでの申し込(こ)みが全て非承認(ひしょうにん)となっています。
・DMMモバイル（デビット利用不可になりました）
DMMモバイルもIIJmio同様にデビットカードでの申し込(こ)みが可能でしたが、現在ではデビットカード利用不可です。
IIJmioも当初はデビットカード利用可能でしたが、2017年頃(としごろ)よりデビットカードでの申し込(こ)みが全て非承認(ひしょうにん)となっています。
クレカブラックで格安SIMを契約(けいやく)する方法
携帯(けいたい)ブラックの人の中には、クレカブラックの方も多いかと思います。
そのような場合には、デビットカードを活用して、格安SIMや格安スマホを契約(けいやく)すると良いでしょう。
ただ、すべての格安SIM業者でデビットカードが使える訳(やく)ではありませんので、ご注意を。
下記サイトが参考になります。
口座振替対応(こうざふりかえたいおう)のMVNOもある
また、一部MVNOでは銀行口座(ぎんこうこうざ)やゆうちょ口座(こうざ)からの口座引(こうざび)き落としに対応しているMVNOもあります。
デビットカードを持っていないブラックユーザーさんや、手持ちのデビットカードでオーソリエラーとなってしまう場合には、口座振替対応(こうざふりかえたいおう)のMVNOで格安スマホ・格安SIMを契約(けいやく)すると良いでしょう！
どちらにしても、携帯(けいたい)ブラックやクレジットブラックでも契約(けいやく)はできますので、ブラックリスト入りしたからと諦(あきら)める必要は一切ありません。
ただ、選択肢(せんたくし)は狭(せば)まってしまいます。
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