本多忠勝VS立花宗茂 【無双対決】 はどちらが強いですか?
本多忠勝 は名槍トンボ切 を持って
57回の合戦で、傷一つ負わなかった武将とされ
「東国無双」「花も実も兼ね備えた武将」
「家康に過ぎたるものが二つあり唐の頭に本多平八」と多くの
大名から褒め称えられ
「徳川三傑」「徳川四天王」「徳川十六神将」と選ばれた名将です。
立花宗茂 は抜刀術隋変流の開祖にして
槍で多くの武功をあげ、弓術も日置流の免許の腕前を持ち、
あまたの合戦で「攻め、守り」と両方強く活躍し
「西国無双」「隠れなき名将」
「西国一の猛将で比類なき武芸の達人」と褒め称えられています。
この2名が、戦うこととなったらどうなるか考えてください。
1、一騎打ち
2人とも若い頃には自身で敵の首級を挙げた人物です。
彼らが一騎打ちとなればどちらが勝つでしょうか?
2、用兵(1千5百ずつ馬・弓・足軽など兵質も同数)
互いに1千5百の手勢で「長篠の地」で野戦で
戦えばどちらの采配、用兵が勝るでしょうか?
敗走するのはどちらでしょうか?
※
本多忠勝は小牧・長久手の戦いで兵5百ほどで
2万の豊臣軍を牽制し敵からも激賞され、
関ヶ原でも5百ほどの兵を率いています。
そして立花宗茂は
「自分は経験上2,000程度の兵数が
手足の如く操れると感じたものだ。」と
述べたとされ、兵数はこの程度としました。
菊池寛は「秀吉は、(宗茂を)本多忠勝と比べてゐるが、本多忠勝などよりも、遥に秀ぐれた武将である」と評している。
一次資料に見る具体的な逸話を比較してみれば明らかで、個人的な武勇でも、用兵家としても宗茂の方が上。
立花宗茂も多く組討ち(相撲が強かったそうです。)をし
敵将の首を取っていますし剣術は免許も取り
流派を起こすほどですが、その点はどうですか?
また、そうなると・・・今のご意見では
1は本多忠勝で2は立花宗茂と云うことでしょうか?
本多忠勝の強さは天下を取った徳川の将としてのかなり水増しされたものです。
立花宗茂の評価も秀吉が引き抜きをしようとしてべた褒めしたものがもとになっており過大評価ですが、忠勝よりは上でしょう。
そういった諸々の要素も込みで言うと、
1.本多忠勝
立花宗茂は武力100としても、防御力∞の傷つかない者は殺せません。
2.立花宗茂
用兵では明らかに理があります。
本多忠勝と立花宗茂は双方とも名将ですがタイプが全く異なります。
立花は個人的武勇よりも用兵が上手く戦況判断に優れています。これは実父高橋紹運、養父立花道雪という二人の名将からの指導の賜物です。
逆に本多は個人的武勇を最大限利用して少数の兵力を使って戦場を駆け回る謂わば部隊長としての能力に長けています。
なので現代風に言うと参謀は立花宗茂、大隊長に本多忠勝というべきでしょう。