ボトムズ 最終回 ネタバレ! あらすじ 考察 感想!

ボトムズ ロボアニメおもしろ雑学!(毎時更新)

あらすじ

前半の話

アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントは、もはや開戦の理由など誰も知らない戦争を100年も続けていた。その“100年戦争”の末期、ギルガメス軍の一兵士キリコ・キュービィーは、

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味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。その作戦でキリコは軍の最高機密「素体」を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと逃亡の旅を続け荒廃した街ウドに流れ着き、その戦闘能力を見込まれてバトリングと呼ばれるAT(小型人型戦車)

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を使った殺し合い
ショーに参加する。戦いの中、キリコはある性と再会する。

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そのはキリコが参加した作戦で敵から奪取した「軍事機密」だった…。その逃亡と戦いの中で、やがて陰謀の闇を突きとめ、自分の出生に関わるさらなる謎の核心へとせまっていく。

ネタバレ

後半の話

アストラギウス銀河を影から統治する全能の神ワイズマンは、自分の後継者となる
者を探していた。
その条件とは、どんな過酷な条件でも必ず生きて還る死なない兵士・生まれついての
パーフェクトソルジャーでした。
ワイズマンはその条件を満たす物を探すため、銀河を二分する戦争を百年も
続けていました。
大戦末期、ようやくワイズマンの条件を満たす存在が出現しました。
それがキリコです。
フィアナという愛する

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との出会いも、イプシロン

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というライバルの出現も
そして過酷な戦いも、すべてキリコを後継者にふさわしい存在にするために
ワイズマンが仕組んだことでした。
ワイズマンとは、三千年前に存在した異能者と呼ばれる超文明を持つ者たちの
意識の集合体で、その記憶は、記憶装置に保存されていて、いまだに
アストラギウス銀河に多大な影響を及ぼしていたのです。
キリコは、後継者になるフリをしてワイズマンに接触し、記憶装置と
伝達装置を破壊。
こうしてワイズマンは死に、アストラギウス銀河は、神の支配から開放されたのでした。
一年後、ワイズマンのいなくなった世界でも、戦争が始まりました。

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キリコとフィアナは、再び戦争に利用されないよう、コールドスリープの
カプセルで宇宙へ旅立つのでした。
眠りに落ちる瞬間、キリコはつぶやきます。

「ココナ、ゴウト、バニラ、シャッコ、皆に会えてよかった。そしてフィアナ」

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最終回の内容

第51話「修羅」。まさに修羅の道を突き進むキリコ。雲霞の如き敵ATの群れに真っ向から突っ込んでいく。組織の部下たちを冷徹に捨て駒にして、ようやくワイズマンの眠る場所へたどり着く。ひそかにこれに続き、影からキリコを助けるフィアナ。そしてもう一人、キリコが真にワイズマンの後継者にふさわしいのか見届けたいと執念の追跡を続けるロッチナ。

ワイズマンの力を手にして、銀河の支配者となるとうそぶくキリコ。最終話「流星」。あえぎながらも追いすがる敵を振り払い、振り払い、ついに最後には、行く手を阻もうとしたフィアナのATさえをも撃破して、ひたすらワイズマンの座を目指して上り詰めようとする。そしてついにキリコのATも力尽き、最後は自分の足で延々と昇 り続ける・・・。

そのキリコを前にワイズマンは己の姿を見せるが、彼は既に肉体が消滅しており記憶だけの存在だった。ワイズマンはキリコへ頂上に登れと強要しキリコも登る事を止めないがこれ以上動く事が出来ない。キリコは立ち上がればワイズマンの知恵と力を手にする事が出来るのに――。

だがキリコはワイズマンの伝達装置を破壊した。そのままワイズマンの意思と記憶を破壊していくが、ワイズマンは思わぬ事を口にする。それはキリコがワイズマンにより生み出されて育ち、そして素体へのキリコのフィアナとしての記憶はワイズマンによって植えつけられた記憶であり、最初からキリコとフィアナの出会いは運命に過ぎなかったのだ。ワイズマンはキリコへレッドショルダー時代を始めとするかつての記憶を思い出せと迫るが、キリコは過去の記憶と戦いながら次々とワイズマンの記憶を破壊していく。

だが、最後の1つの記憶を破壊する事ができない。キリコの体力も限界に到達していたのだ。そんなキリコの前に現れたロッチナはワイズマンを修復せよと命じるが、ロッチナを背後からフィアナが現れて彼を気絶させた。フィアナはキリコから追いだされる際に急所を回避して攻撃を仕掛けた事から彼の本心を察知したのだ。キリコはワイズマンを仕留める為にフィアナ達を騙し続けてたのである。意識を取り戻したロッチナはこのキリコとフィアナがワイズマンを殺した行動に戸惑った。折角用意された支配者の椅子を何故捨てたのか、自分が異能者ならば迷わず手にした物をと……。ロッチナの叫びと共にクメントは爆発共に消えた……。

1年後、ギルガメスとバララントの戦いはまた勃発することになった。ギルガメスの傭兵として生計を立てていたゴウト、バニラ、ココナ、そしてシャッコは軍を抜け出し、戦いとは遠い新天地での生活を目指す。だが、シャトルに同乗していたキリコとココナはこの世界で眠りに着く事を選んだ。神が生きていても死んでいても戦争は起きた。そして神になる素質を持っていた二人はこの世界では生きるべきではないと悟ったのだ。だが二人の表情は安らかだった。何時か理想の世界で素晴らしい仲間達と再会できる事を信じて、眠りに着くまでに残り20分をコールドカプセルの中で愛する者同士で過ごす……。

感想と考察

やっぱりオチが分かっていても、「うわぁ、どうなるんだろう」と思いますね(笑)。完全に力尽きて、もう昇れないふりをして、ワイズマンに手助けさせたのは、あれはワイズマンの力の及ぶ限界を見極めるための策だったんでしょうか。いよいよ後は立ち上がるだけで“神の力”が継承されるという瞬間に、きらっと目 を輝やかせて、銃を放つキリコ!分かっているのに、「ええっ、やっちゃったよ!?」ってついつい思ってしまうのでした。(笑)

ワイズマンの心臓部のコンピュータの回路を次々と止めていく描写は、名作『2001年宇宙の旅』の完全なパクリですけど、まあそれでもいいじゃな いかと思えます。物理的な力を及ぼすことのできないワイズマンは、言葉でキリコに圧迫を。これまでキリコのたどってきた道は全部自分が仕組んだこと、たとえばフィアナとの出会いもそうだ、と言われたのには、さすがのキリコも動揺。「希望のなかったお前に、初めて生きる意味が生まれ、愛とともに力と支配に対する認識が芽生えた。私はまずお前を、当たり前の人間にしてやったのだ」・・・うーん、そうなのかぁ。なかなか考えさせられますね。
世の中、何もかも仕組まれ、規定されているように感じるときがあります。でも、完全にプログラムされていてさえも、人間というものはその引かれたレールの通 りに進むとは限らない。そして、『2001年』でもそうだったけど、全能とも思えるような力を斥けたところにこそ、人間の真の再生の可能性はあるのかもし れない。

「罪を超越できるのは、完全な支配だ。」「たとえ殺しても神は罪を犯したことにはならない、神だけは!」しかしワイズマンも神ではなく、しょせんは人の意思だってことなのかなぁ。
だけど「お前は神を殺した!」と非難するロッチナも、実にいい味を出してました。そしてワイズマンさえ欺いたキリコの真意を理解していたフィアナもね。スー パーマン的な能力でも、努力と根性とかでもなく、いかにもキリコらしい(ちょっと姑息っぽい)アイデアで神に対抗したのは、考えてみると実に面白い。すごく神秘的なテーマを扱うのに、ファンタジックな映像に頼らないで、あくまでミステリアスな、それでいて人間味のあるシナリオの力で押し切ったところはすごいと思いました。

「何故用意された支配者の座を受け取らなかったのか。」ここは難しいところですよねぇ。
でもキリコは“当たり前の人間”ということを知ってしまったから、“神”ではなく“人間”として生きたいと思ったんだろうなぁ。

クエント星大爆発の後、いきなり「一年後」のエピローグの描写は「何が始まったんだ?」という感じで、なかなか驚きますね(笑)。個人的には、ここにル・シャッコも仲間としていてくれるのが、嬉しいなぁ。
「神は死んでも、戦争は起きた。戦争がある限り、利用される。俺たちは、この時代に生きるべきじゃないんだ。」「あると思うのか、戦争のない世の中が?」・・・これだけ“戦争”を描いてきた作品の最後で、この問いかけが持つ意味は重いなぁ。(続編なんて、作らないほうが良かったのになぁ・・・。)

永遠の別れなのに、湿っぽくなりすぎず、意外とあっさり。コールドスリープとはいえカプセルを虚空に投げ出すというのは自死同然とさえ言えるのに、「あの二人、幸せになるといいねぇ」というのは、作品を見守ってきた視聴者の感覚のセリフですね。

「ココナ、ゴート、バニラ、シャッコ、みんなに会えてよかった。そして・・・フィアナ。」

うわ、泣けたわ。アダムとイヴかぁ・・・。

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