将棋の3手の読みについて。
2手目の相手はこう来るのところ、将棋ウォーズ2級程度ならなんパターン考えたら良いですか？結局、格上だと意外な手を指されて負けますけどね。
また、プロはものすごい分岐を読んでいるから相手の指す手はほとんど読み筋ばかりですか？
読み筋だけど流れを変えられなくて負ける時は仕方なく負けパターンの中で最善手を指すだけですか？
もう負けるのは相当前から薄々分かってるみたいな感じ。どの最善手も逆転になる手はないなぁって分かってる？
将棋の3手の読みについて。 2手目の相手はこう来るのところ、将棋ウォーズ2級程度ならなんパター…
回答を横取りしてる感じで申し訳ないのですが、毒饅頭に関する回答をしたいと思います。どちらもあるというのが正解です。しかしながら罠をかけられるような手は基本的に出てきません。そのため、明らかに苦しいが手を渡して自爆を待つか悪手っぽいが咎め方が分からない手を出すといった形になる事が殆どです。また、初めの質問に関しては基本1パターンで難所で2パターンで良いと思います。ただ、それよりも一手目のパターンを増やす読み方の方が良いと思います。
毒饅頭は、指した方は毒が入っていると分かっているけど、指された方は毒なのかおいしいものが転がってきたのか分からないから読みまくる感じですか？
それとも、指した方も毒を仕込めたか普通の手か分からずに指してるのですか？こっちで取ってくれたら形勢が変わると分かって指してるとしたら、プロなら簡単に読まれて応じてくれなさそうですが。,まだ回答、編集中です。
皆さんありがとうございました。
毒饅頭の続きが気になってたのでお答えくださってありがとうございます。
もう、探り合いみたいな高度な次元ですね。読み方もアドバイスに従いながら上達したいと思います。ありがとうございました。
二手目の相手の指し手を何パターンも考えるのかという設問がナンセンス。相手の対応手を幾通りも考えることは、読みではない。相手の対応手はたったひとつ。最も自分をコテンパンにやっつける手を想像するということに尽きる。相手の最強手、自分にとって一番辛い目にあいそうな相手の指し手を定めないといけない。で、その自分をボコボコにしようという最強手に対する対応手（三手目）を用意したうえで、一手目を指す。三手目の準備が完了したら、一手目を指す。三手目に良い対応手が無ければ、一手目が間違っているということ。で、次なる一手目候補の読みに入ってゆく。ということで、一手目のパターン（指し手）を瞬時に三つくらい思い浮かぶという感性を持ちたい。
因みに、プロ棋士も、時に、全く読んでいない手を指されて負けることが少なくない。
ともあれ、負けパターンに見える局面であっても、強い人は毒饅頭（どくまんじゅう）を仕掛ける。最善手とは言えない毒饅頭に対局相手が喰らい付いてくれることに期待する。毒饅頭に喰らい付かせて、逆転勝ちを狙う。もう一度言いますが、毒饅頭は決して最善手ではないんですね。負けパターンの中で最善手を指していますと、それでは相手の読み筋通りになってしまい、綺麗に寄せられてしまいます。
《将棋ウォーズ2級程度ならなんパターン考えたら良いですか？》
→持ち時間にもよりますが、級位者なら2パターンが限界ではないでしょうか｡
その局面によって、自分で最善だと思う手を読むのは誰も同じだと思うので、3手の読みで本線を読んで、もし相手がこっちをやってきたら、こう指そうくらいしか余裕はないと思いますし、それ以上読んでいると、10切れでも終盤に時間が無くなります。相手が長考してれば、その間に別の分岐を読む事も必要だとは思いますが、10切れではそこまで読んでる余裕はないと思います。
《プロはものすごい分岐を読んでいるから相手の指す手はほとんど読み筋ばかりですか？》
→その棋士の研究範囲なら、だいたいは読み筋が当たるでしょう｡
《読み筋だけど流れを変えられなくて負ける時は仕方なく負けパターンの中で最善手を指すだけですか？》
→読み筋だけど、流れを変えられなくて負けるって事は、その時点で【劣勢】か【敗勢】の局面て事でしょう？
だとしたら、負けパターンとか最善手と言う言い方もおかしいです。そんな局面になってる時点で最善手もくそもありません。
その局面なら普通は投了するか、相手が間違えてくれるかと考えれば1、2手、形作りで指すくらいです。
《どの最善手も逆転になる手はないなぁって分かってる？》
→それは、その局面とその棋士によると思います。
数十手読んでいた場合に【不利】や【劣勢】の局面になったならば、まだ逆転の目を狙う事もあるかもしれませんが【敗勢】や【必敗】の局面ならば、プロならそのだいぶ前の局面で投了すると思います。
アマの場合は、詰まされるまで指す人もいますけどね。
以上、個人的な意見の回答です。