将棋について質問です。 将棋ウォーズの10切れをやっている時、中盤以降、指し手の選択肢が広すぎ… 2022/9/24 将棋 将棋ウォーズ 🔊 AI音声で読み上げ 将棋について質問です。 将棋ウォーズの10切れをやっている時、中盤以降、指し手の選択肢が広すぎる局面で何をすればいいか分からなくなる時があります。改善方法を教えてください。
そのタイミングで迷った時に悪手になりにくいのは守備の一手ですね。
効果的な攻めが見えてない時に相手の手をひとつでも消すのが良い辛抱に繋がりやすいです。
迷ったら駒を前進させるかな?
ファンクショナル・サイコパスという考え方があります。これは要するに心の持ち方の話で、得にならない「不安」や「迷い」といった感情を排除してものごとを考えようということです。選択で迷ったときには自分の持つ情報と価値観による結論のみを信じて躊躇なく決断を下すのが良いです。ミスを恐れるタイプの「迷い」が判断の質を上げることはありません。
昔、将棋系Youtuberのクロノさんという人の動画を見たことがありました。彼自身の棋力は低いのですが、動画に付いたあるコメントが個人的にすごく参考になりました。
「クロノが時間を使って考えてる時は、それは読んでるんじゃなくて単に迷ってるだけだ 読まないと良い判断はできないぞ」
という、確かそんな感じのコメントです。
何をしたらよいか方針が見えないときでも感覚的に(適当に)候補手を出して、その手の先を読んで判断する、ダメなら代案を模索するが、代案を思いつかなくても現状で最もマシな手を選ぶ。
これは当たり前の思考過程ですが非常に大事なことです。例えばポーカーなどのギャンブルでは勝つか負けるかは運の要素が強いのですが、それでも世界トッププロは年に数億を稼ぎます。常に勝算のある選択を続けることが大事なんです。これは将棋の指し手にも言えます。自分がベストだと思った手が実は悪手であることも確率的には必ず一定割合ありますが、先の展開を読んで何らかの自分なりの根拠を持って指している限り、必ず勝算は高まります。
勉強とか暗記がほぼ効果ない部分なので、生まれつきの知能を使って考えるしかないと理解してください。
一応、手筋の知識が使える時もなくはない。
将棋は生まれ持った知能を競う要素が強く、暗記のみのゲームではなく、知識のみを競うゲームでもないです。