将棋を始めて1か月弱の初心者ですが、将棋ウォーズでの勝率が4割程度で伸び悩んでいます。
得意先方は右四間飛車で、攻撃の戦型のはずですが、自分から攻撃すると反撃を食らって撃沈するパターンです。
まず右の銀を上がってその後ろに飛車を回す、その後金矢倉を組んで完成と言ったところですが、将棋放浪記で藤森先生が言うには4筋ではなく56銀と腰掛的にするのがポイントと。
確かに急戦としては良いと思いますが、角のラインが完全停止してしまうので、非常に攻めづらいのです。(大体の場合矢倉のすぐ後ろ、7筋か6筋に角を配置します)
銀が47に鎮座した場合、銀は歩の後ろに隠れて出づらいです。
さらになぜか相手が居飛車の場合がほとんどなので棒銀対策で結局矢倉になってしまいますが、振り飛車相手なら美濃囲いも行けるかと思って組んでみた所、陣形が低すぎて攻撃しづらい上に角をどうしていいか分からないと。
そこで質問ですが
1・そもそも右四間飛車しか知らないのですが、相手がどんな戦型の時に有利または不利な戦型なのでしょうか?
2・相手が振り飛車でも何となく気持ち悪いので矢倉を組んでいますが、振り飛車には美濃囲いの方がやはり有利なものでしょうか?
3・ズバリ右四間飛車で勝つ為の必勝の一手、逆に気を付けるべき痛恨の一手というのはどういうものでしょうか?
>1
基本的に右四間飛車は相手が角道を止めている場合(相手が後手なら44歩が入っている場合)に成立します。角交換が可能な状態ですと右四間飛車を使うことができないです。何かしら別の手段(戦法)が必要になってきます。
藤森先生は奨励会時代、右四間飛車戦法と矢倉戦法だけで戦っていたとyoutubeで言っていた記憶があるのでそれもよいかもしれません。
>2
矢倉は通常お互いが居飛車の時に使用される囲いです。
それか相振り飛車のときに右矢倉として使用されます。居飛車vs振り飛車では基本的に現れません。理由は昔から言われていますが矢倉は上部に強く横側の攻めに弱いためです。なので玉の上部に相手の飛車が見据えている相居飛車か相振り飛車の戦型に使用されます。
しかしながら水匠3等のAIで調べてみるとまぁ互角ですwプロかプロ並みでないと咎めるのは難しいと思いますね。逆に珍しいから相手も慌てるのでアマチュアなら勝ちやすいかもしれません。
とは言いましても右四間飛車戦法で矢倉囲いは使用できません。
44の地点を「飛車、角、銀、桂馬」で襲いかかるのが右四間飛車だからです。角を79へずらしてしまう矢倉囲いでは44の地点を狙えません。
・相手が角道を閉じていた場合は、居飛車でも振り飛車でも右四間飛車
・相手が角道を開けていた場合は、居飛車でも振り飛車でも矢倉戦法
が良いかもしれません。藤森先生も二つだけって言っていたので大丈夫なはずですw
また相手がどんな戦法だろうと右四間飛車を使用する強者もいたようです。右四間飛車だけで24で5段とか尊敬します。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12206024177?__ysp=5Y%2Bz5Zub6ZaT6aOb6LuK5oim5rOV
>3
申し訳ないです。思いつきませんでした。
右四間飛車の棒銀対策は下記動画がよろしいかと思います。
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://m.youtube.com/watch%3Fv%3DjH0LLZ_OKdE&ved=2ahUKEwj19czPqYzwAhXYAYgKHToDDd0QwqsBegQIBBAE&usg=AOvVaw0Ccq9Sk7c03Lg3C1KxDe2Z&cshid=1618905142106,まあ、その通りだと思います。とにかく戦法を覚えろと言われ穴熊を覚えたら、そこからどうやって攻めるか分からず、全く動けないと。ただ右四間飛車に関しては形を組んだだけでとりあえず勝てるようになったので、戦型自体が攻め方、守り方を教えてくれるものなのかと思っています。
ありがとうございます。とりあえず定跡を覚えたら将棋ウォーズ5級レベルが相手なら勝てるようになりました。
こんな場合は成立しない、という状況は結構あるはずですが、どういうわけか、こちらが右四間飛車で来ると分かったとたん、角道を止めたり、四間飛車で飛車筋を合わせてきたり、左美濃でも棒銀が飛んでくることが無くなり、今のところ4連勝中です。
(*・3・)初心者質問あるあるなのが、戦法がどうとか囲いがどうとか…などなど
まだ戦法の強さだとか相性の段階にいきついていません。
手筋とか攻め方、守り方を覚える段階です。
それをすっ飛ばして戦法の話をしても仕方ないです。
>将棋を始めて1か月弱の初心者ですが、将棋ウォーズでの勝率が4割程度で伸び悩んでいます
「伸び悩む」って……笑
重箱の隅、で申し訳ないのですが、日本語として破綻しています。「ウォーズを始めて1か月」ならギリギリ成立しますが。
二者によるゲームは片方が圧倒的に強くない限り、勝率は5割前後が普通です。藤井二冠が8割勝ち続けているのは、彼が「圧倒的」な怪物だからです。
特に対局サイトは通常、同程度の棋力のプレーヤーを対戦相手としてマッチングしてくるはずですから、本当にあなたが(申告どおり)初心者なら4割も勝ててれば上出来じゃないですか。
将棋で初期陣形から7六歩とすれば、角道は通ってますよね?そこで後に6六歩などとしない限り、角は別に動かさなくても強烈に働いたままです。つまり、「居角」の状態でいいんです。
結論から言います。右四間飛車に金矢倉は相性がとても悪いです。理由は上述の通り、角道が止まってしまうからです。なので、右四間飛車を指すときは左美濃が特におすすめです。
右四間飛車は基本的に攻めっ気の強い戦法ですので、とにかくいかに早く攻めの陣形を作って行けるかが勝負です。左美濃は手数が5手しかかからず、なおかつ途中で飛車をきって攻めるなどの大胆な攻撃もしやすくなります。まさに一石二鳥です。なお、銀の位置はやはり腰掛け銀(5六銀)が常識です。
1 有利になりやすい状況
特に相居飛車戦で、相手が4四歩をついている状態です。こちらは37佳や5六銀などとまさに4筋を攻めようとしているので次に4五歩とついていけばかなり攻めはつながります。
不利になりやすい状況
相手が低い陣形で構えており、棒銀などで左美濃を攻めようとしている状態。こういう場合は6六角〜7七佳と組んで銀を牽制します。
2 対振り飛車で、四間飛車はそんなに相性は悪くありません。ただ、囲いにおいて、矢倉は避けた方がいいでしょう。
3 必勝の一手
1でも言った「4五歩」です。この手が指せれば、ほぼ必勝(?)といってもいいくらいです。
痛恨の一手
3六歩などと打たれて、桂馬を狙われることや、
2七角と打たれて馬を作られることなどは、是非避けておきたいところです。
1、原則 右四間飛車は相手が角道を閉じてきた場合のみ有効です。
2、対振り飛車の時に矢倉を組むのはあまり良いとは言えません。対振り飛車の時は、船囲い・エルモ囲い・天守閣美濃・居飛車穴熊・箱入り娘・端玉銀冠などの対振り飛車用の囲いを使うことをオススメします。
3、怖いかもしれませんが、右四間飛車の時は角道を閉じない将棋を指すことでパワーのある指し回しができます。
そのため、相手が角道を閉じた時は右四間飛車にしてもらって、こちらは矢倉ではなく左美濃のような感じの囲いで角桂銀を駆使して攻めていきましょう。