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読んで良かったと思えるおすすめの本を教えてください!!!

読んで良かったと思えるおすすめの本を教えてください!!!

  1. 匿名 より:

    読んでよかったと思えるおすすめの本を挙げてみます。コメントもつけておきます。食指が動くものがあれば、ぜひお読みください。

    まず、小説・戯曲などの文芸作品から。

    ⬛オー・ヘンリーの短篇集
    笑いあり涙あり、辛く悲しい人生の真実が温かくユーモラスに描かれています。岩波文庫の『オー・ヘンリー傑作選』(全1冊)や、新潮文庫の『O・ヘンリー傑作選』(全3冊)などがあります。

    ⬛シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』(新潮文庫)、『マクベス』『ハムレット』(ちくま文庫)など。
    シェイクスピアの戯曲は娯楽性がてんこ盛り。面白くて楽に読めます。でも、奥が深く、読み返すたびに違った顔を見せてくれます。リンク先も参照してください。
    https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q12135299252

    ■アンデルセン『マッチ売りの少女/人魚姫 』(新潮文庫)
    アンデルセンの童話15篇を収録。とくにおすすめしたいのは「人魚姫」。悲しく美しい幻想的な作品。童話だから読みやすいけれど、深い。

    ■サマセット・モーム『ジゴロとジゴレット ~モーム傑作選~』(新潮文庫)
    短篇集。どの作品も面白すぎるほど面白く、しかも人間の本質を突いています。気に入れば、同じ作者の『モーム短篇選』(岩波文庫、上下巻)や長篇『月と六ペンス』(新潮文庫、岩波文庫)などへ。

    ■ミヒャエル・エンデ『モモ』(岩波少年文庫)
    女の子が「時間どろぼう」と戦うファンタジー。繰り返し読みたくなります。生涯の愛読書にしている方も多い名作。同じ作者の『はてしない物語』もおすすめ。

    ■下村湖人『次郎物語』(偕成社文庫、または新潮文庫)
    主人公・次郎の幼年期から青年期までを描いた成長物語。途方もなく面白い名作です。これを読まなかったら、今の私が存在していないだろうというくらい深い感銘を受けました。テーマは、運命、愛、永遠。下村湖人の短篇集『論語物語』(講談社学術文庫)もおすすめします。

    ⬛武者小路実篤『友情』(新潮文庫)
    青春時代の恋愛と友情の相克を描いた傑作。読み終えるやいなや、涙が後から後からあふれ出てきました。本当に何時間も涙が止まらず困惑しました。(笑)

    ■ヴィクトル・ユーゴー『レ・ミゼラブル』(角川文庫)
    長い監獄生活を送った主人公ジャン・バルジャンは、ミリエル神父との出会いで生まれ変わります。波瀾万丈の物語。人生が変わるほどの強く深い感動に打ちのめされるでしょう。まずは、角川文庫か偕成社文庫、岩波少年文庫などの縮訳版をおすすめします。

    ■エミリ・ブロンテ『嵐が丘』(岩波文庫、光文社古典新訳文庫)
    主人公ヒースクリフは、熱愛していた恋人に裏切られ、凄まじい復讐の鬼と化します。ヒースクリフの激情が嵐となって嵐が丘を吹きまくり次々と悲劇が起きます。怖くてガタガタと震えながら読んだのを覚えています。めちゃくちゃ面白かった!

    ⬛辻邦生『光の大地』(毎日新聞社)
    主人公は現代の若い女性。小説の中程で主人公は深い苦悩と絶望のどん底に陥ります。いかにしてそこから立ち上がることができるのか。息をのむほど美しい情景描写の中で、それがスリリングに描かれてゆきます。
    気に入れば、辻邦生のほかの作品もおすすめします(リンク)。
    https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q13172195753

    ⬛アルベール・カミュ『異邦人』(新潮文庫)
    太陽、死、不条理、絶望、等価性。簡潔で読みやすい文章。鮮烈な印象と名状しがたい不思議な感動。カミュとの出会いは私には衝撃的でした。リンク先も参照してください。
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14140430784

    ■夏目漱石『坊っちゃん』『こころ』(集英社文庫、岩波文庫など)
    夏目漱石の作品はすべて読む価値ありですが、まずこの2作品がおすすめ。『坊っちゃん』は娯楽性が強く明るい雰囲気の物語。リズミカルで勢いのある文体が魅力的。『こころ』はシリアスな作品ですが、謎めいた雰囲気があって、ぐいぐいと引き込まれます。この2作品は文体も面白さの質も全然ちがいます。リンク先も参照してください。
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10135114885

    ■森鴎外
    簡潔で抑制のきいた文章の格調の高さは近代日本文学の最高峰。作品は『高瀬舟』『山椒大夫』『最後の一句』『寒山拾得』『舞姫』『雁』『阿部一族』『渋江抽斎』など(新潮文庫、岩波文庫など)。

    ■幸田露伴
    森鴎外、夏目漱石と並ぶ明治の文豪のひとり。格調高く爽やかで慈味ゆたかな文章は何度も読み返したくなります。『観画談』『幻談』『太郎坊』『連環記』『五重塔』『運命』『潮待ち草』『努力論』など(岩波文庫など)。

    ⬛山本周五郎
    時代小説家。しかし時代小説が陥りがちな薄っぺらな義理人情を突き破り、普遍的で根源的な価値を追求しました。どの作品を読んでも目頭が熱くなり、励まされます。短篇集では『松風の門』『おごそかな渇き』『小説 日本婦道記』『日日平安』『人情裏長屋』など多数、長篇では『虚空遍歴』『ながい坂』『樅ノ木は残った』など(新潮文庫)。

    小説以外の本で、読んでよかったと感じたものを挙げておきます。リンク先を見てください。

    万葉集などの歌集
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11129754491

    論語、荘子、スッタニパータ、聖書、プラトン、モンテーニュ、ゲーテ、親鸞、西郷隆盛、史記、ウィトゲンシュタイン
    https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q10175208050

  2. 匿名 より:

    ご丁寧に回答していただきありがとうございます!!!とても参考になりました。気になった本をいくつか図書館で探したいと思います

  3. 匿名 より:

    本の分野が指定されてないので、漫画・ラノベをお薦めします。

    お薦めのアニメとして一覧をあらすじ付きで書いたので
    良ければ参考までにご覧ください。
    http://seesaawiki.jp/anime_recommend/
    以下、10作ほど抜粋+追加。

    ●絶園のテンペスト(漫画原作:全9巻+特別編1巻)
    妹を何者かに殺され、孤島に流された史上最強の魔法使いの手を借りて
    復讐を誓う少年と、仕方なくついていく事になった少年、
    敵対する魔法使いと大樹、それぞれの思惑がぶつかる
    魔法・バトル・推理の復讐劇。
    ――――――
    濃密な推理と二転三転する展開が凄く、イチオシです。

    ●ノーゲーム・ノーライフ(ラノベ原作:本編 既刊9巻)
    駆け引きに長けた兄と天才的な数学力を持つ妹、
    ゆえに負け無しの兄妹が、ゲームで何でも決まってしまう異世界へと飛ばされ、そこで人類種、魔法が使える種族らを相手にゲームするという話。
    ――――――
    たった1手で3手も4手も先を見越した手を打ってる主人公が凄いので
    頭脳戦の最高峰だと思っています。

    ●ソードアート・オンライン(ラノベ原作:既刊20巻+SAOP既刊4巻)
    現実の五感を再現するフルダイブ型VRゲームの世界に閉じ込められ
    死ぬと現実でも死んでしまうというデスゲームを
    強いられる事になったプレイヤーたちの話。
    物語はその一人である少年と、出逢う少女たちを中心に描かれる。
    ――――――
    王道と夢のある設定や展開でワクワクするし、
    ヒロインもかっこ可愛いくて、バトルも燃えるし、
    グッとくる要素が満載なのでとても楽しめます。

    ●魔法先生ネギま(漫画原作:全38巻)
    女子校(中等部)へやってきたお子様先生が
    クラスの女子たちと触れ合いながら成長していく話。
    ハーレム系ラブコメ・バトル。
    ――――――
    9巻以降、特に15巻~18巻辺りの決戦は凄く面白かったです。

    ●Re:ゼロから始める異世界生活(ラノベ原作:本編 既刊14巻)
    少年はある日、気付いたら異世界にいた。
    とにかく情報を集めようとするのだが上手くいかず、
    暴漢にからまれたところである少女に助けられる事となる。

    その少女にお礼をしようと彼女の探し物を手伝おうとするのだが、
    その途中で何者かに揃って殺されてしまった……と思ったその時――。
    ――――――
    理不尽が襲いかかる絶望感と、先が読めないミステリーは圧巻で、
    話が進むにつれ面白さが増していきます。

    ●GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(ラノベ原作:文庫版 全10巻)
    銀座に突如 異世界への門(ゲート)が開き、
    そこから現れた者たちによって民間人の多くが犠牲となった。

    政府は向こう側の世界を『特地』として自衛隊を送り込み、
    事件の再発防止と調査をする事になった。
    ――――――
    異世界交流や、文化の違いを見た時のリアクションが面白いです。

    ●神のみぞ知るセカイ(漫画原作:全26巻)
    そこには“落とし神”と呼ばれる、女を落とす事に長けた少年がいた。
    ある日地獄界からやってきた悪魔に心のすきまに巣食う“駆け魂”を駆る為
    女の子を恋に落としてくれと頼まれるのだが、
    少年が得意とするのはゲームの中の女の子だった……!?
    ――――――
    ギャルゲーの知識をリアルの恋愛に応用するのも面白いですが、
    読者側もギャルゲーをしているような駆け引きが見れて面白いです。

    ●ワールドトリガー(漫画原作:既刊18巻)
    ある日、突如として異世界へのゲートが出現し、未確認生物が襲来。
    人類は為す術が無かったが、それに対抗する武器を持った人達が現れる。

    数年後、組織に属している事を周囲に隠している主人公は
    ある日転校してきたちょっと変わった少年と出逢った事で
    事の中心人物となりながら成長していく。
    ――――――
    『トリガー』の設定が多種多様な形状・効果の武器が作れて面白いです。
    その多種多様な武器を活かして作戦を練って頭脳戦の要素があります。

    ●本好きの下剋上(ラノベ原作:書籍版 既刊12巻/全677話/未アニメ化)
    本を愛して止まない女性が本の下敷きになって死んでしまった。
    「死ぬなら本に埋もれて死にたい」確かにそう思ったがそうじゃない。
    せめて生まれ変わっても本が読めるようにと願った。

    目が覚めるとそこは異世界で、女性は幼い少女になっていた。
    「とにかく本」そう思って探すがどこにも無い。
    家どころか街にもどこにも。どうすればいい? 無いなら作ればいい。
    ――――――
    個人的には書籍版よりWeb版の方が表現が良いのでそちらをお薦めしたい
    http://ncode.syosetu.com/n4830bu/(縦書きPDFで読むのがお勧め)

    ●電波女と青春男(ラノベ原作:全8巻+SF(すこしふしぎ)版)
    親の都合で一人暮らしのはずの叔母の家に居候する事になるが、
    家に上がると足の生えたちくわ(状のぐるぐる巻き布団)が転がっていた。
    その娘は自称“宇宙人”と名乗った。
    そんな頭を抱える状況下で青春を送ろうと頑張る少年と、少女のお話。
    ――――――
    個人的に爆笑した作品の一つ。



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