「法華経は仏教の最高の教えで、他の経は方便で偽経」というのは本当なのですか?? 2022/9/24 仏教 本 🔊 AI音声で読み上げ 「法華経は仏教の最高の教えで、他の経は方便で偽経」というのは本当なのですか??
法華経以外の教えが偽経というわけではありません。
阿含経→大般若経→法華経と順番に読めばその意味が分かります。
小乗仏教は小中学生の義務教育の教科書であるといえます。小中学校で基本的な真理を学びます。卒業生を阿羅漢といいます。
大乗は義務教育の小中学校を卒業した人の教科書です。主に人々に真理を教える教師の立場の人です。これを菩薩といいます。
☆阿含経(小乗)**********************************************
人間は「六道(地獄・畜生・餓鬼・人間・阿修羅・欲天)」の世界に生まれ死に生まれ死にを繰り返しているのです。
その原因は「貪(性欲)瞋(怒り)癡(無知)」の力によります。
そこで、四諦、八正道などを修行して、死後六道から解脱して寿命の長い天界に生まれなさい。
これが阿含経の修行です。
☆大般若経(大乗)**********************************************
阿含経の修行が終わって、仏になるためには大般若経の修行をしなさい。
この世界は空(幻)の世界です。つまり煩悩が造った幻の世界なのです。
だから一切は映像であり、すべては存在しないのです。したがって、仏の教えも幻の教えなのです。
だから、人々は幻の苦しみによって苦しんでいるので、人々に阿含経の修行を教えて、苦から救って下さい。これが仏になる道であり、菩薩の修行です。
☆法華経(大乗)**********************************************
阿含経から大般若経の修行をしてきた菩薩の皆さんに最後に本当のことを教えます。
この世界は幻の世界ですから今まで幻の修行法を説いてまいりました。
しかし、幻を見るには幻ではない実在の世界がなくてはなりません。なぜなら、幻は実在の世界においてのみ見ることが出来るからです。
だから、真実、あなた方は実在の世界に住んでいるのです。
『真実を明かすこの法華経は最終的なもっとも大事なお経です。だからこのお経に書いてあることを忘れないようにしなさい。』
忘れそうになったら、土で塔を造って、それを見て法華経の内容を思い出しなさい。また、法華経の題目「妙法蓮華經」だけを記憶しておき、法華経の内容を忘れそうになったら、「南無妙法蓮華經」と唱え法華経の内容を思い出しなさい。
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そういうわけで、法華経は実相の世界を説いている経典なので、一番大事な最高の経典といわれているのです。
法華経の中に他の経は方便であるとしてますが
そもそも「方便」の意味は「その人に相応しい説き方」という意味で
嘘だとか偽経とかの意味ではありません
さらに、今まで私は多くの方便をもって多くの人を救ってきました
その人その人に合った説き方を自由自在に操って、みなさんの心を幸せにしました
と今までの教えを、自画自賛しています
ちなみにその後
「こんだけ手取り足取り教えてやってるのに、まだ悟れネェの?」
「やってらんネェや、(舎利仏)もう教え説くのをやめるべぇ・・・・・」
と続きます
天台系や日蓮系では、法華経が最高だという立場でしょうね。
その経典が最高であると信じるから、真剣に修行ができるのでしょう。
浄土教のほうが本当は最高なんだけど、とりあえず私は法華経をやっておこうっていう人はいないと思うよ。どの宗派の人も、自分の修行している教えが最高だと信じてるからやってると思う。
なので、法華経を読む人の立場で、最高であったり、最悪であったりするんだろうね。実際、法華経には効能ばかりで内容がない、と批判する人も多いでしょう?
今仕事の合間の休憩中。
私はdaemonさんの味方だよー
悪魔は巧妙に、狡猾に、もっともらいしこといって、忍び寄る。
心を動かされちゃいけないね~
にんにく大事。
身体にもいい。(←おやじギャクだな)
これ質問と関係ないね♪
偽経ではないと思います。 他の経典では明かさない肝心の部分は法華経が説きますが、詳細はその他の経典に説かれています。
他の経典で教えの概要はほぼわかるのです。 しかし、法華経以外の経典では浄土に居るはずの仏が、どうやって二乗界の衆生や穢土に居るはずの六道の凡夫を救いに現れに来られるのか、どうやって衆生が成仏できるのか本当の因果関係がはっきりしません。
法華経の本門(後半半分)だけがその謎を明かしたとされているのです。 仏とは何か、菩薩とは何か、法とは何か、衆生とは何か、それらの因果関係を明かし、全てそれ以外の経典に説かれている教理の一つ一つを対立矛盾させずに円満に解決して全容を掴むための最後の謎を解く鍵が法華本門だと思います。
それは、その経典を中心と考える宗派だけに適用される教えです。その他の宗派の人にとってはどうでも良いことです。そう信じられるのなら、それでよいではないですか、ということ。他にまであてはめないでくださいね、とただそれだけ。まあそういう人たちは、そう言って他宗批判をする。法華経関係の方はそういう方々が多いですけどね。ばからし。