内容がしっかりした大人向けファンタジー小説が読みたいです。
ホラー好きなので、明るい内容よりはダークなものが好みです。
(好きな要素)
①ロード・オブ・ザ・リングみたいにいろんな種族のキャラが出てくる。
②ベルセルクみたいに闘いや流血がある。グロいのOK.
③城、塔、森、洞窟、沼、魔法、などRPG要素が多いと嬉しい。
④仲間と協力し冒険する。
⑤裏切り、別れ、出会いなど人間模様が描かれている。
⑥人外、モンスター、架空の生物が出てくる。
⑦主人公は大人な方が良い。
(不必要な要素)
・恋愛要素
・お笑い
・ほのぼの感
・子供向けな感じ
結末はバッドエンディングでもハッピーエンドでも良いです。
とにかく内容がしっかりしていて、難しい内容程良いです。
人間模様が描かれており、ダークなものが良いです。
短編より長く続く方が嬉しいです。
読んでいて世界観に引き込まれるようなファンタジーに出会いたいです。
①~⑦の要素どれかを含んだ小説教えて下さい。
ヨロシクお願いします。
『指輪物語』がお好きでしたら、トールキンによる同じ世界の作品がいくつか出ているのでいかがですか?
特に『シルマリルの物語』『終わらざりし物語』に収録されているトゥーリンの話がお勧めです。運命に翻弄された人間の英雄の物語です。トゥーリンの話は数年前にとうとう完全版『the Children of Hurin』が出ましたが、まだ邦訳はされていません。
いちおう一連のトールキンによる神話世界の作品を挙げておきます。
『ホビットの冒険』
『指輪物語』の前日譚。フロドの養父ビルボの物語。ただし『指輪物語』と違って最初から子ども向けに書かれたものなので、表現や訳は大人にはちょっと・・と思うかもしれませんが、ストーリーは面白かったです。来年映画が公開されるそうですが。
『シルマリルの物語』
トールキンが創った神話世界全般を扱った作品。『指輪物語』はこの神話のほんの一部でしかありません。『指輪物語』の時代から数万年前~約七千年前まで、特に「太陽の第一紀」をメインに扱った作品で、小説というよりもはや本当に神話という感じです(『指輪物語』の時代は太陽の第三紀)。時代的にやはりエルフが最も多く登場しますが、前述のトゥーリンの話のように人間がメインになる話もあります。1万年以上にわたる期間を描いた神話なので特定の一貫した主人公というものはなく、話によって主人公は変わります。昔のエルフたちは『指輪物語』の時代のエルフたちよりもっと人間臭いですね。エルフ同士の戦争なんかもありますし。
『終わらざりし物語』
題名の通り未完成のエピソードを集めたトールキンの遺稿集。トールキンの子でトールキンの跡を継いでオックスフォードの教授になっているクリストファー・トールキンの編集で、クリストファーによる詳細な解説もあります。『シルマリルの物語』『ホビットの冒険』『指輪物語』と時代的にはかぶっているエピソードが多く、トールキンの世界をより深く知りたい人には絶対お勧めです。
『シルマリルの物語』『終わらざりし物語』はいずれも大人向けに書かれたもので、『指輪物語』よりさらに読みにくいという人もいます。
基本は以上です。読む順番としては、
『ホビットの冒険』→『指輪物語』→『シルマリルの物語』→『終わらざりし物語』
という順番が基本です。
この他にも関連作品があります。
『ビルボの別れの歌』
『指輪物語』終盤で裂け谷から灰色港へ向かうビルボの最後の旅を描いた絵本です。
「トム・ボンバディルの冒険」(『農夫ジャイルズの冒険‐トールキン小品集』所収)
『指輪物語』序盤に登場する不思議な人物トム・ボンバディルを主人公とした詩集。
「失われた道」(『ユリイカ 詩と批評』1992年7月号所収)
後述する『the History of Middle Earth』に収録されているエピソードの一つで、太陽の第二紀を描いた話です。『ユリイカ』のこの号はトールキン生誕100周年を記念したもので、この他にもトールキンの詩やトールキン論評などがありますが、やはり目玉はなんといってもこの「失われた道」の初邦訳ですね。そのため現在は入手がかなり困難です。
また未邦訳作品として以下があります。
『the History of Middle Earth』シリーズ(全12巻+索引1巻)
『終わらざりし物語』と同じくトールキンの遺稿集。前述の「失われた道」のように『シルマリルの物語』『指輪物語』などには収録されなかったものの深く関係するエピソードや『指輪物語』などの初期構想、中には数行で書くのをやめた『指輪物語』の幻の続編なんかもあります。
『the Children of Hurin』
前述の人間の英雄トゥーリンの物語の完全版。エピソード集ではなく最初から最後まで一貫したものとしては最後の作品とされます。
すごく長くなってすみません。。。(´・ω・`)
masamiinさん詳しい回答ありがとうございます!
感謝です(^O^)/
他の方も沢山回答頂きありがとうございました。
どれもこれも読んでみたい小説ばかりです!
片っ端から読み漁ります。
本当にありがとうございましたm(__)m
栗本薫「グイン サーガ」どうっすか?本編外伝合計で150巻(笑)ギネス申請したら「一人でこんなに書けるワケないだろ」って却下されたとか。
コナン・エルリックと来たら、ファファード&グレイマウザーだろうか?
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488625085
うーんちょっと違うかな?
こっちは古本でしか手に入らないけど、当てはまりそう。
カール・エドワード・ワーグナー『闇がつむぐあまたの影』
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=18915
マイケル ・ ムアコックの 『エルリック ・ サーガ』
シリーズはどうでしょう。
ムアコックの 「エターナル ・ チャンピオン ・ シリーズ」
(様々な世界で転生を繰り返す “永遠の戦士” の物語群)
の中でも、特にダークで悲劇的な物語だと思います。
なにしろ、主人公が虚弱体質のアルビノって・・・
その彼が呪われた魔剣によって闘う力を得るものの
大きな代償を背負う事になる・・・というストーリー。
お子様には絶対に向きません。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%9C%E3%83%8D%E3%81%AE%E7%9A%87%E5%AD%90%E2%80%95%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%881%E3%80%89-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABSF-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB-%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4150115516/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1317456874&sr=1-2
①ロード・オブ・ザ・リングみたいにいろんな種族のキャラが出てくる。→もちろん!
②ベルセルクみたいに闘いや流血がある。グロいのOK.→ 主人公がベルセルク並みに剣を振り回してます。
③城、塔、森、洞窟、沼、魔法、などRPG要素が多いと嬉しい。 → そういう物語の古典的名作です。
④仲間と協力し冒険する。 → 魔法使いやら盗賊やらいろいろな仲間がいますよ。
⑤裏切り、別れ、出会いなど人間模様が描かれている。 → 波瀾万丈です。
⑥人外、モンスター、架空の生物が出てくる。 → 怪物や不死の生き物などじゃんじゃん出てきます。
⑦主人公は大人な方が良い。 → 当然です。
↓ と言うことで、「英雄コナン」シリーズをどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%B3
映画で物語の雰囲気をどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=MPNKACzCCnc
http://www.youtube.com/watch?v=iPQ99y8KaTU&feature=related