現在存在している国で今まで戦争に負けたことがない国は? 2回以上戦争に参加している国で。
・無敗国
イスラエル
建国以来、4回ないし6回のすべての中東戦争で勝利または引き分けに持ち込んでいる。緒戦の敗退や政治的な敗北はあっても実戦では現在無敗。
・グレーゾーン
カナダ
ウエストミンスター憲章で独立、第二次世界大戦に参戦し戦勝国側となる。ウエストミンスター憲章前にも第一次世界大戦に参戦して勝利する。半独立状態だったが、正式に独立していないので判断が分かれる。
東西冷戦では西側に付く。西側が勝利したが冷戦も戦争に入るかどうかで判断が分かれる。
その後アフガニスタン紛争に参戦している(現在進行中の戦争のため、結果次第で無敗国かどうか決まる)
その他国連平和維持活動に多数参加するもこれは戦争ではないので割愛。イラク戦争は不参加。
・惜しい国
中華人民共和国
日本と国民党を駆逐したあと、チベット侵攻成功、直接対決ではインドに勝利。ヴェトナム(両者とも勝者と主張)にも一応の勝利。朝鮮戦争では引き分けでほぼ無敗だが、ソ連に一度負けている。
インド
パキスタンに何度も勝利しているが中国に一度敗北している。
アメリカ
建国以来、大きな大戦に必ず顔を出していたにも関わらずほぼ無敗という好成績だが、ヴェトナム戦争は敗戦とされている。
ロシア
ロシア連邦となってからは無敗。チェチェンとの戦争に2度勝利している。ただし第一次チェチェン紛争は敗北こそしていないものの完全勝利とは言いにくい。
ヴェトナム
フランスやアメリカを追い返した実力は凄まじいものの、ヴェトナム社会主義共和国となる前の話なので別の国といわざるを得ない。その途中で日本に占領されている。また中国、カンボジア相手に勝利とも敗北とも言えない結果を残している。
スイス
スイス連邦となった後、無敗を記録している。しかし第一次世界大戦では中立を堅持していたので勝利とはいえない。第二次世界大戦では侵入してきた敵を撃破している。
ただしハプスブルク家から独立して以来から数えても、事実上1度の戦闘しか敗北をしておらず、一度も国土を奪われたことが無いのは注目に値する。(フランスの影響下には入ったことがある)
・その他
アフリカではコンゴ民主共和国が二度の戦争を経験していますが、一度は反政府戦争で内戦、二度目は勝者が無い戦争となり、アフリカ地域で2回以上戦闘して無敗の国はありません。また内乱とテロ・海賊掃討戦は除きます。そのほか、独立戦争・それに伴う内戦も割愛しています。
南米ではサッカー戦争やパナマ運河をめぐる戦いがあり、麻薬をめぐる国境を越えた戦いもありましたが麻薬関連は戦争とは呼べませんし、二度以上まともな戦争を経験した国がありません。
ドイツ
西ドイツ~ドイツ連邦時代に海外派兵をしていますが、直接ドイツが戦火を交えた訳ではないので割愛しています。
フランス
第二次大戦で事実上亡国となったため、敗北扱いしています。どの道ヴェトナムやアフリカで敗戦しているので結果は変わりません。
イスラエルが強い理由は?
この国は
戦争に負けたら国そのものが消滅する
可能性が高いので、戦争を したら、
負けない怨念がハンパないからです。
いくつもあった中東戦争は、いずれも、
この国が戦っており、先制されて
緒戦は戦闘で劣勢になったこともあったが
最後には、たいてい優勢のうちに
停戦に、もっていきました。
現在、核兵器を保有している国が、
国連常任理事5ヶ国いがいでも複数あるが、
戦争で、ためらいなく核兵器を使う危険性が
最も高いのは、イスラエルです。
イスラエルは核兵器の保有を認めていませんが、
世界中の国々は、それを信じていません。
新興国は敗戦が少ない
イギリスは百年戦争でフランスに敗戦
アメリカは発足当時カナダを征服しようとして敗北し撤退しています
むしろ新興国は歴史が浅く敗戦の経験がない
まぁ「その土地を支配している政権が一度も負けたことがない」というのはほぼないかな
なんでこんな表現になるかというと日本のように領土の確定が1000年近く固定された地域というのがほとんどないから
ユーラシアの大半はローマ帝国かモンゴル支配下になったことがあるし、南北アメリカとアフリカは大半西欧植民地の経験があるから。
英国は敗北したことないは本当?
英国は歴史上,一度も戦争に敗北したことはない,とされていますが,ムスタファ・ケマルが「戦闘の末」,英仏軍を撤退させ,現在のトルコとして独立させた戦争は,その「英国の戦争」の数には入らないのでしょうか ?
アメリカ独立戦争はイギリスの大敗ですよね。
近代イギリスが戦争に負けたことがないというのは、「国土を侵略されて敗れたことがない」という意味なのだと思います。(元が英語だとすると、そういう表現だった可能性が高い)
植民地戦争のような海外利権をめぐる戦いと、本土防衛は別次元ですから。
近代イギリスが本土防衛戦に敗れて惨めな講和を強いられたということは、確かにないでしょう。
それと、質問の例は第一次世界大戦の話でしょうから、戦闘ではトルコの勝利でも、戦争はトルコが敗戦国扱いでで、イギリスは戦勝国ですよね。
ですからイギリスが負けていないの方に入ると思います。
いつをもって英国と言うかというのもありますし、戦争なのか局所的な戦いなのかでも違ってきます。
少なくとも有史以来のブリトン人の島の時代から見れば何度も敗北していますし、イングランド王国成立後も何度も敗北しています。その後のグレートブリテン王国時代も負けがあります。
現ウィンザー王家になってから「戦争」「紛争」での事実上の負けは確かにありませんが、そもそもイギリスが主体だった戦い自体が第一次・第二次世界大戦とフォークランド紛争しかありません。
他の戦いは他国との共闘だったりお供しただけです。(なおインドネシア独立戦争でもオランダと共闘して事実上負けています)
トルコ共和国との戦いはギリシャ軍が主力で、連合軍側はギリシャが駆逐されるのを見て、力を認めてアンカラ政府承認をして撤退しています。小競り合いに過ぎず、連合軍とトルコが本格的な全面戦争をしたわけではありません。
とはいえ、イギリスは第一次大戦時代に最終的にドイツ陣営を倒してオスマンに勝利したことになっていますが、局所的には負けています。
ということで、英国不敗神話自体がそもそもありえません。ただし英国が大いに活躍した大戦争や紛争では負けが無いことになります。また、勝敗に関わらずグレートブリテン王国成立後に本土が占領されたことはありません。