いつのまにか周りの人たちが秘密の情報をこっそり話してしまう「情報通」の人、必ず組織の中にいますよね。そういった人たちは組織内の人間関係や問題点を知り尽くしているので、周りからも信頼され、仕事も早く正確に行えます。そんな、まるごと得な「情報通」の人たちに共通するパターンをまとめました。
「ねえねえ、教えてあげる。実はさ…」
こんな風に何でもこっそり教えたくなってしまう人っていますよね。
そんな「情報通」になると、仕事も人間関係もとっても楽しくなります。
このまとめでは、どうすれば情報が集まってくる人になれるのか、5つのポイントをご紹介します。
「誰にも言わないでね」と言われたことは絶対に口外しない
よく、「誰にも言わないでね」と言われたことを「誰にも言わないでね」と別の人に伝えてしまう人がいますが、これはNGです。
また、まれに話の流れで「この人にはちらっと話しておいたほうがよいかも」と判断したときは、名前や場所などが特定されないように極力ぼかすなどの配慮が必要です。
秘密をしっかり守ることが信頼の前提です。
プライベートで人は自分の不利な状況になるかもしれない情報を口の軽い人には安易に話しません。あなたが知らないうちに親しい人もあなたには何も話さなくなるかもしれない
「同性の友達の秘密や過去をバラす」のは性格が悪い・・・自分も影で何を言われるか分からないので、付き合えない
当たり前のことのように思えますが、多くの人がこのように秘密をすぐバラす人のことを「嫌い」と言っているということは、意外とこういう人は多いのかも知れません。
普通は、秘密をばらすと嫌われちゃいますが、なんと、「ある秘密」についてはばらせばばらす程、どんどん人に好かれます・・・この「ばらすべき秘密」というのは「成功者からの教え」・・です
確かに、「独り占めしたくなる情報」かつ「秘密にする必要がない情報」は、周りの誰もが求めている情報ですね。秘密ではなく、こうした種類の情報で人間関係の幅を広げていきましょう。
②自分から積極的に情報を収集・発信している
的確な情報を自分から発信しないと、周りの人から情報など得られない
誰しも、「この人に情報を提供すると、いいことがある」と思う相手に対してだからこそ、とっておきの話をするのです。
タイムリーに相手の心に届く話題を、①に書いたように秘密は厳守した上でうまく選び出しましょう。
情報は発信するところに集まる…逆に言うと、情報を出そうとしない人のところには、あんまり役に立つ情報は集まってこない
「いろんなブロガーさんの中に、時々、すごーく情報通の方がいらっしゃいますが、それは、ご自身が情報をせっせとGIVEされ続けているからだと思います。だから、TAKEできる人にもなれる」ともありました。
情報を自分で理解して、なるべく異なった視点での情報を沢山集める…情報には流れがあるんです。潮目が判れば真実の姿が浮かんでくる
人から聞いた情報だけでなく、自分で興味のある分野の情報を「収集」することも、情報通になるにはとても重要です。
自分の会社内の情報収集のポイント 1:社内のイントラをチェックする 2:喫煙所に行く…タバコを吸わない人は、自販機コーナーや休憩室に行ってみましょう 3:他の人のスケジュールから推測する
雑談の時間を大切にしたり、「誰が今、何をしているか」のアンテナを張り巡らせておきましょう。
タバコは吸わなくても、飲み会や上司との移動の時間なども大切にしなければなりません。
話している相手に安心感を与える
相づちというのは、単純なようでとっても奥が深いものです。
「あなたの話を聞いてますよ」というアピールをするのは実はかなり難しい技術です。相手がいったん不快な思いをすると、寸前のところで相手も、とっておきの情報を言う気をなくしてしまいます。
たまに、相づちの打ち方や話の聞き方を見直してみましょう。
1つの相槌だけでなく、できるだけいろいろな相槌を身につけることで、会話に弾みがつくのです。話す側にとってもいつも同じ返事しか返ってこないのでは物足りない
「うん」「そうですね」「なるほど」「へえ」「それは知りませんでした」「さすがですね」「それから」「そういうことだったんですね」「すごいですね」…とこのページでは紹介されています。これらを「嫌味がなく」使えるかがカギです。
大げさに驚く必要はないが、感嘆詞を交ぜて自分の気持ちを表現すると、相手と気持ちを共有しやすくなる。相手に『自分の話に興味を持ってくれている』という印象を与えられる
聞き上手は、「え!」「わー!」「へぇー!」など、感嘆詞をところどころに織り交ぜます。これがないと、相手に「あれ、つまらないのかな?」と勘違いされやすくなります。
④的確なコメントを返せる
相手が「確かにそうだ」と思わせる、気の利いたコメントを目指す
相手がとっておきの情報を伝えてきても、それについて当意即妙な意見を言えなければ、相手も「話すだけ損」と思ってしまいます。その場で判断し、コメントする力を付けましょう。日頃から気を付けていると、「コメント力」はだんだん身に付きます。
なかなか反射的に気の利いたコメントをするのは難しい…急に会議で「どう思う?」とふられることもありますし、友人との会話の中でも「コメント力」がある人は違う…結局のところ、「自分」ではなく「相手」のことを考えて、短く、が重要
会話する対象を十分に理解・認識しなければ、的確なコメントは述べることは不可能…生半可な理解と言葉では、話すことが空疎になり、相手の心に響かない。会話はしていても、印象に残らなければ人間関係をそれ以上、深めていくことはむずかしくなる
気の利いた言葉を返せるか返せないかに「頭の良し悪し」は、さほど問題ではない…気の利いた一言を返せる人は、「うまい!」と思わせる会話のパターンや決め台詞をあらかじめたくさんストックしている
普段から意識的に、「会話の上手い人」の話し方をよく聞いたり、テレビやラジオ、また落語や講演などで尊敬できる「話し手」を見つけることも効果的です。
⑤教養を日々深めている
相手も、情報を安心して提供できる
教養が深い人の方が、情報の重要性や「そもそもの意味」についての理解力が高い人、そして「自分のことを分かってくれる人」というふうに周りも判断するので、情報が集まってきやすいのです。
多分野の読書や文化鑑賞、そして幅広い人間関係を日々心がけましょう。
教養とは、自分を知ってもらうことと、相手を知ることに必要な知識や能力…幅広い教養を持っている人は、相手の手札にあわせた話ができます。どんな手札であろうとも、会話の中で共感ポイントを見つけ、そこに話題を提供できる
教養というのは相手の立場に立って物事を考える力があること…どうしたら教養を身につけることができるか。もちろん読書も大事です。そしてたくさんの人と接し、人間社会で揉まれること
いくら情報収集のスキルを磨いても、ツールの使い方に詳しくなっても、情報をキャッチする感性(アンテナ)が育つわけではない…感性を磨き、アンテナを育てるには、読書習慣が不可欠…また、美術館に行ったり、生の音楽を聴いたり、人に会ったりと、ネットでは検索できない”体験”を重ねることも大切
読書に関しては「20代なら、文学や思想、専門書など、考え方の土台となる本を、できれば一日に35ページは読みましょう」と、このページにはありました。
情報にのみこまれず
自分で情報をコントロールできるようになりましょう!