ゲーム脳って何ですか?
日本大学文理学部体育学科教授(出身大学学部学科も同じ)である森昭雄氏が提唱しているものです。
森氏は、認知症の老人の脳波を計測しようとして、自分で考えた脳波計らしきものを作らせました。 そして、それで認知症の老人の脳波(?)の中のα波とβ波の比率を計測したところ、α波が多いことがわかりました。一方、ゲームをやっている大学生の脳波(?)を計測したときも、同じようにα波が多く出ていました。 そこで、森氏は「α波が多い、ゲーム好きの学生の脳は、認知症状態だ!」と言い始めたのです(そのα波が多い状況を、「ゲーム脳」と命名) そして、その学生に質問をしたところ、「物忘れが多い」「キレやすい」などと言っていたので、学力低下や少年犯罪増加は、ゲーム脳のせいだ、という風に話を広げているのです。
ところが、これは、一切の科学的研究がされていません。 科学的な研究というのは、どういう実験や観察をして、どういう結果が得られたのか。そこから、何が言えるのか。というようなことを明記した論文を書いて、学会に提出します。そして、学会の人が「とりあえず、矛盾などはない」と確認すると、学会の発行する学術誌という雑誌にその論文を掲載します。それを見て、今度は他の研究者もその論文を読み、場合によっては同じ実験をして「間違いない」と確かめます。 そのステップを踏んで、「これは科学的に証明された」という風に言います。 ところが、森氏は、それを一切行っていません。『ゲーム脳の恐怖』という書籍が出たのは02年ですが、それから9年近く経過した今でも論文を書いていないのです。にも関わらず、講演や著書などでは「科学的に証明された」と嘯いているのです。 前の回答者さんが「仮説」と述べていますが、むしろ、これは「詐欺」と言った方が良いでしょう。
しかも、この説の問題は、論文がない、だけではありません。
まず、森氏が使っている脳波計らしきもの、ですが、これは本当に「脳波」が計測されているのかどうかわかりません。なぜなら、これは森氏の自作のもので、医療器具などではないからです。 メディカルシステム研究の岡田保紀氏などは、「これは脳波じゃなくて、筋電図」とまで言っています。
次に、α波とβ波の比率で、というのも、実は森氏しか言っていないものです。 認知症治療の現場などで、そういう理論は一切使われていません。 しかも、森氏は「運動が良い」と述べているのですが、著書の中の図を見ると運動中もα波の比率が高くなっています。ところが、「運動後にβ波が増えるから良い」などと言うのです(ゲームも、ゲーム後にβ波が増えているのに) つまり、元々、理論としてだれもいっていないことを言っている上に、同じ状態になっても解釈を変えてゲームを叩く、というダブルスタンダードの姿勢を取っているわけです。
さらに、「ゲーム脳」だと「物忘れが多い」「キレやすい」というのですが、これも客観的なものではありません。 自分で「物忘れが多い」と言ったとしても、本当に物忘れが酷いのかはわかりません。主観的な評価でしかないからです。 森氏は、講演などで 「小学校時代から毎日ゲームばかりしてきた大学生がいる。バイトまでゲームセンター。重度のゲーム脳で、前日のことすら覚えていない。社会生活が送れるのか心配だ」 などと言っています。 前日のことを覚えていないのに、大学に入れて、バイトまで出来る。おかしな話です。大体、前日のことを覚えていない人の話を信用して良いのでしょうか?
また、森氏はゲーム脳によって、少年犯罪激増と言っていますが、犯罪統計は真逆を示しています。 戦後、最も少年による殺人事件が多かったのは、森氏が10代であった1960年代で、年間440件にも上りました。一方、ゲームが普及した2010年、少年による殺人事件は43件しかありません。この43件というのは、戦後最少記録です。
このように、どこをとっても矛盾だらけ、というどうしようもないものが「ゲーム脳」という説です。 これは、完全にデタラメである、と断言出来ます。
「ゲーム脳」というときに、そうではない、ことを言う人がいます。 しかし、ゲーム脳、というのが(デタラメなりに)メカニズムまで含めての説として、森氏が言っているものである以上、森氏の論から外れたものは、「ゲーム脳」ではない、と言えるでしょう。 そして、別の研究などで、ゲームをやると、脳に悪影響、と証明されたとしても、これは「ゲーム脳が証明された」とは全く別の話になります。
また、「ゲーム脳」という言葉から、原因となるのはテレビゲーム限定のように聞こえるかも知れませんが、森氏は、テレビ、ビデオ、携帯電話、パソコン、電子辞書、漫画、アニメ、将棋……など、自分の嫌いなものは全てゲーム脳の原因だ、と述べています。
森氏キモいですな 渡辺もお願いします。可哀想ですかとAKBヲタはメンバー全員になっていない。
日本大学森教授が力説している、ゲ-ムに依存する人たちに警鐘する 本を出版しました
賛同する派・賛同しない派に分かれています。一般には仮設であって 論文にはなっていない様です ↓ http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3
上は参考サイトですが、あまりゲ-ムに熱中すると弊害があるので、ほどほどに~
日本大学文理学部体育学科教授(出身大学学部学科も同じ)である森昭雄氏が提唱しているものです。
森氏は、認知症の老人の脳波を計測しようとして、自分で考えた脳波計らしきものを作らせました。
そして、それで認知症の老人の脳波(?)の中のα波とβ波の比率を計測したところ、α波が多いことがわかりました。一方、ゲームをやっている大学生の脳波(?)を計測したときも、同じようにα波が多く出ていました。
そこで、森氏は「α波が多い、ゲーム好きの学生の脳は、認知症状態だ!」と言い始めたのです(そのα波が多い状況を、「ゲーム脳」と命名)
そして、その学生に質問をしたところ、「物忘れが多い」「キレやすい」などと言っていたので、学力低下や少年犯罪増加は、ゲーム脳のせいだ、という風に話を広げているのです。
ところが、これは、一切の科学的研究がされていません。
科学的な研究というのは、どういう実験や観察をして、どういう結果が得られたのか。そこから、何が言えるのか。というようなことを明記した論文を書いて、学会に提出します。そして、学会の人が「とりあえず、矛盾などはない」と確認すると、学会の発行する学術誌という雑誌にその論文を掲載します。それを見て、今度は他の研究者もその論文を読み、場合によっては同じ実験をして「間違いない」と確かめます。
そのステップを踏んで、「これは科学的に証明された」という風に言います。
ところが、森氏は、それを一切行っていません。『ゲーム脳の恐怖』という書籍が出たのは02年ですが、それから9年近く経過した今でも論文を書いていないのです。にも関わらず、講演や著書などでは「科学的に証明された」と嘯いているのです。
前の回答者さんが「仮説」と述べていますが、むしろ、これは「詐欺」と言った方が良いでしょう。
しかも、この説の問題は、論文がない、だけではありません。
まず、森氏が使っている脳波計らしきもの、ですが、これは本当に「脳波」が計測されているのかどうかわかりません。なぜなら、これは森氏の自作のもので、医療器具などではないからです。
メディカルシステム研究の岡田保紀氏などは、「これは脳波じゃなくて、筋電図」とまで言っています。
次に、α波とβ波の比率で、というのも、実は森氏しか言っていないものです。
認知症治療の現場などで、そういう理論は一切使われていません。
しかも、森氏は「運動が良い」と述べているのですが、著書の中の図を見ると運動中もα波の比率が高くなっています。ところが、「運動後にβ波が増えるから良い」などと言うのです(ゲームも、ゲーム後にβ波が増えているのに)
つまり、元々、理論としてだれもいっていないことを言っている上に、同じ状態になっても解釈を変えてゲームを叩く、というダブルスタンダードの姿勢を取っているわけです。
さらに、「ゲーム脳」だと「物忘れが多い」「キレやすい」というのですが、これも客観的なものではありません。
自分で「物忘れが多い」と言ったとしても、本当に物忘れが酷いのかはわかりません。主観的な評価でしかないからです。
森氏は、講演などで
「小学校時代から毎日ゲームばかりしてきた大学生がいる。バイトまでゲームセンター。重度のゲーム脳で、前日のことすら覚えていない。社会生活が送れるのか心配だ」
などと言っています。
前日のことを覚えていないのに、大学に入れて、バイトまで出来る。おかしな話です。大体、前日のことを覚えていない人の話を信用して良いのでしょうか?
また、森氏はゲーム脳によって、少年犯罪激増と言っていますが、犯罪統計は真逆を示しています。
戦後、最も少年による殺人事件が多かったのは、森氏が10代であった1960年代で、年間440件にも上りました。一方、ゲームが普及した2010年、少年による殺人事件は43件しかありません。この43件というのは、戦後最少記録です。
このように、どこをとっても矛盾だらけ、というどうしようもないものが「ゲーム脳」という説です。
これは、完全にデタラメである、と断言出来ます。
「ゲーム脳」というときに、そうではない、ことを言う人がいます。
しかし、ゲーム脳、というのが(デタラメなりに)メカニズムまで含めての説として、森氏が言っているものである以上、森氏の論から外れたものは、「ゲーム脳」ではない、と言えるでしょう。
そして、別の研究などで、ゲームをやると、脳に悪影響、と証明されたとしても、これは「ゲーム脳が証明された」とは全く別の話になります。
また、「ゲーム脳」という言葉から、原因となるのはテレビゲーム限定のように聞こえるかも知れませんが、森氏は、テレビ、ビデオ、携帯電話、パソコン、電子辞書、漫画、アニメ、将棋……など、自分の嫌いなものは全てゲーム脳の原因だ、と述べています。
森氏キモいですな
渡辺もお願いします。可哀想ですかとAKBヲタはメンバー全員になっていない。
日本大学森教授が力説している、ゲ-ムに依存する人たちに警鐘する
本を出版しました
賛同する派・賛同しない派に分かれています。一般には仮設であって
論文にはなっていない様です
↓
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3
上は参考サイトですが、あまりゲ-ムに熱中すると弊害があるので、ほどほどに~