fgoについて質問です。 以下の異聞帯に登場したキャラクター達って汎人類史のサーヴァントとして召喚

【イヴァン雷帝】
過酷な環境に適応するための魔獣との合成であるヤガはあくまでロシア異聞帯の歴史における存在であるため象としての姿である可能性は無い（異聞帯とまったく無関係な魔術師が召喚すれば）でしょうね。
半人類史において本来召喚されるのは人間としてのイヴァン雷帝のはずで外見的には最も顕著な変化が起こると思われます。

また『イワン雷帝とその息子』の有名な絵画などのせいで、暴君のイメージが先行してそういった逸話が多く残っているため凶暴な人物としての人々が抱くイメージが付加される可能性もありますね。

ただ、実際のところこの絵については事実かどうか定かではなく（FGOに置いては史実扱い…というかイヴァン雷帝自身はそういう記憶経験がある模様）またイヴァン雷帝は激昂すると恐ろしい人物である一方、本来は信心深く己の所業を絶対的な是とせず後悔を抱き罰を望むような人物でもあります（そもそも絵画においても力を失った息子を抱き抱えるその表情は後悔と己の所業の恐ろしさに満ちていた）。

クラスはライダー要素がヤガに依存するとすれば、別クラスになり得るかもしれません。
エピソード的にはバーサーカーも有り得そうですね。

ただ、FGOに置いてカルデアで召喚されている方は異聞帯と汎人類史のイヴァン雷帝が混じりあった存在です。
そのため汎人類史として召喚しても異聞帯の影響や縁によって…例えばぐだやカドック辺りが召喚すると、異聞帯のイヴァン雷帝の要素をもって召喚される可能性もあります。

【スカディ】
基本的にスカサハの要素を持つスカディですが、異聞帯における神であり女王であるという存在性から影の国の女王（スカサハ）の要素を混合しているため基本的に「スカサハ＝スカディ」は異聞帯でのみにおいて成立する存在と言えます。

汎人類史に置いて召喚される場合は習合神としてのスカサハ＝スカディではなく北欧の女神スカディとして召喚されるものと思われます。

【始皇帝】
真人躯体は持たないはずなのでFGOでの外見のままという事はないはずです。
ただ…汎人類史においても呂布はアレで赤兎馬はアレで項羽も異聞帯のような外見ではありませんが人造生命体です。

なのでまともな人間であるかは甚だ怪しいですね…。

【モルガン】
ベリルが召喚した汎人類史のモルガンはバーサーカーではなく何故かルーラーでしたから、ルーラーという事になるのでしょうか？
もしくは場合によってキャスターとして召喚されることになるのかもしれませんが…。

ただ、少なくとも異聞帯のモルガンに意識のレイシフトを行わないため妖精国の女王であるモルガンではなく、アルトリア・ペンドラゴンの姉であるモルガン・ル・フェ…。

つまりは円卓の騎士を生み、妹（弟）の種を使って生み出したアーサー王の子で国を滅ぼした魔女モルガンなのでしょう。

性格の基本的な部分では異聞帯モルガンと共通しつつ、やや毒婦感が強くなるのかもしれません。

【妖精騎士】
そもそも汎人類史においての召喚は出来るのでしょうかね…いやオベロンという創作の存在とはいえ妖精の召喚が成功している以上、有り得ないと言う事はないのかもしれませんが…。

ただ、基本的にそれぞれが妖精という異質さも踏まえて英霊として座にあるものなのか。
異聞帯において円卓の騎士の名をギフトとして与えられた事でようやく英霊の座に刻まれてなんとか召喚が叶ったような存在だとするなら召喚自体ができるのかどうか微妙なところかもしれません。

【妖精騎士ガウェイン】
バーゲスト。鎖を巻き付けた黒い犬の姿を妖精、ブラックドッグ・黒妖犬と同一視されるフォークロアの一種。
また死を予言する妖精ともされており、デュラハンとも同一視される存在。

となると召喚されるのは新アヴェのような犬の姿か、首なし騎士か…

あるいは汎人類史においてもあの大柄な女性の姿になるのか…ただいずれにしろ騎士としての部分は薄れ、理性的な面も減衰する可能性はありますね。
牙の氏族みたいな物もないわけですし。

クラスは…謎ですね。騎士と考えればやはりセイバーなのか、それともライダーなのか。

【妖精騎士トリスタン】
バーヴァン・シー。緑色のドレスを着た美女の姿をしており、森に入った狩人などの人間を誘惑し吸血する存在。
現代においては妖精というよりむしろ吸血鬼としてのイメージの方に合致します。

異聞帯に置いては善良さ故に妖精に利用され使い潰され続けたが、汎人類史においては多分善良さ故に利用されて死んでもそこで死んで終わりなので、あそこまで壊れていない可能性がありますね。

あるいは吸血鬼としての性質から迫害され殺されるか、メドゥーサ的な感じで化物に変じるか。
もしくは…善良さ故に可愛がられ愛される存在として伝承に残る幸せな道もあったかもしれませんが。

ただ、汎人類史だとあくまで吸血鬼としての側面も強いですしね、そもそも妖精もいないわけですし、襲うのは人間だけなら彼女は使い潰されることもなく普通に生きていられたのかも。
正確も善良過ぎるほど善良でなく。

【妖精騎士ランスロット】
メリジューヌ。背から竜の翼を生やし、下半身は蛇のような女性。
人間と泉の精霊との子であり、竜の妖精とも称される。

ただ、上記の汎人類史のメリジューヌと異聞帯のメリジューヌは同じ名を持つ完全な別人であり、モルガンに与えられた「汎人類史のランスロットの名」と同じようにオーロラに「メリジューヌ（オーロラが汎人類史のメリジューヌを知っていたかはまだ不明だが）」の名を与えられた全く別の存在。

そもそも、アルビオンの左手という訳の分からない出自であるため、彼女に関しては異聞帯にしか成立し得ない存在なのかもしれない。

汎人類史で召喚（実際に出来るかはともかく）すると、まんまアルビオン（竜）が現れるのか、それとも異聞帯で成立した「こっち」が現れるだけかもしれない。

適当な予想の上、設定間違いもあるかもしれないので大雑把に見て参考にして頂ければ…。

回答してくれた皆様、ありがとうございました。

妖精騎士たちは汎人類史のサーヴァントとして召喚された場合には円卓騎士要素のない真名の妖精としての能力の宝具になるのではないでしょうか。

項羽はFateでは汎人類史としても人間ではなく機械であったとされていますから、能力は同じようでも完全人型。

イヴァン雷帝と始皇帝は普通の人間の皇帝となるとは思いますが、その場合の始皇帝は、ルーラーのときと似た様なものだけどランクダウンした宝具にはなりそうです。始皇帝はFGOの別の短編小説としては生ける肉塊のような異形でしたので、その可能性もありますが。
イヴァン雷帝は狂気と共に伝承されているのでバーサーカーでしょう。

モルガンは作中でも汎人類史のサーヴァントとして召喚された際にはルーラーでしたから宝具などはサポート要素が強くなるような感じに変わるかも知れません。

スカディ（スカジ）をスカサハと類としたのは海外の女流小説家の説を採ったようなので、Fateシリーズ汎人類史のスカディとしてはあまり変わらないと思います。

イヴァン雷帝や項羽のような明らかに人間じゃないものは人間型に変わるでしょうね。
イヴァン雷帝はイスカンダルっぽくなりそう。項羽はまだ理性のある（バーサーカーだが）呂布みたいな感じで。
それ以外はそのまま出てくると思う。

で、スカディと妖精騎士達はそもそも汎人類史に存在していないので出てこない。
出てくるなら今と同様に異聞帯の姿のままです。