極道を題材にしたゲームは龍が如くが最初なんでしょうか。昔からドラマや映画で放送されてたので、だれか 2022/8/20 ゲーム ドラマ 映画 龍が如く 🔊 AI音声で読み上げ 極道を題材にしたゲームは龍が如くが最初なんでしょうか。昔からドラマや映画で放送されてたので、だれかが極道を題材にしたゲームを考案しててもおかしくないとおもうのですが。
龍が如くが最初ですね。
極道・ヤクザ・暴力団というテーマは、子供が主な対象であったゲームにおいてはタブーとも言える題材でした。その理由で製作されてこなかったんだと思います。
その世界に目を付けてあえて斬り込んだのが、当時はセガの社員で、現在はセガ取締役・龍が如くスタジオ総合監督の名越さんです。
「ゲームに飽きた大人たちへ」
これが龍が如くのメインコンセプト。当時の日本のゲームは、ドラクエの「勇者」に代表されるように「正義の味方」が当たり前の世界。そこに果敢に斬り込んだのが「龍が如く」なんですよね。 またゲーム対象から子供をバッサリと外し、大人を対象に絞ったのも日本のゲームとしては異色でした。
ゲームをする人はゲーム内世界に「非日常」を求めている訳で、それが「英雄・勇者」しかないのはおかしい、「反英雄=ダークヒーロー」がいてもいいのではないか、という考えのもと製作に向けて動いたそうです。
名越さんによると、セガ上層部を説得するのに苦労し、当時のセガ社内でも高評価はわずか30%で、残りの70%が否定的な評価だったとのこと。しかし名越さんの目論見通り、龍が如く=桐生一馬という「ダークヒーロー」は世の大人たちに受け入れられて、大ヒットすることになりました。
「ヤクザの世界」という、一般的にほとんどの人が踏み入らない世界というのも「非日常」としてはうってつけで、世の大人に受け入れられた一因なのでしょう。
参考までに制作コンセプトは・・・
1.大人向けのエンタテインメント作品とする。
2.リアルな街並みを自分の足で自由に歩き回れる。
3.自分から喧嘩を始める事はできない。
4.子どもの死や薬物は出さない。
5.勝った時の楽しさや気持ちを重視する。
汚い世界を描くとはいえ、最低限のモラルは守ろうとしる姿勢は見て取れます。そこはやはり日本のゲーム。GTAに代表される洋ゲーとは少し違うところですね。
以上、参考になれば幸いです。
ありがとうございます。やっぱり龍が如くが最初なんですね。ゲーム制作の裏にそんなエピソードがあったとは。