龍が如く、Life is Strange、絶体絶命都市などのようなリアルな人間が動くシミュレー…

箱庭フィールドとかオープンワールドの中で、人間を操作できる TPS（第三者視点）ジャンルのゲームだと理解します。その前提で人間的なドラマの詰まった、私的に名作と感じたゲームを紹介させていただきます。

＜箱庭フィールド＞
・ジャッジアイズ
・ペルソナ５

＜オープンワールド＞
・ウィッチャー３
・ホライゾンゼロドーン
・アサシンクリードオリジンズ
・アサシンクリードオデッセイ

★「ジャッジアイズ」は龍が如くスタジオが開発したタイトル。神室町のフィールド中で、元弁護士で探偵の木村拓哉（キムタク）ふんする八神を操作し、頭を使った推理や尾行、時にケンカなどを駆使して解決するゲーム。裁判なんかもあります。シナリオが素晴らしく、まさに人間ドラマの詰まったゲームです。（龍が如くの流れでプレイ済みでしたかね？）

★「ペルソナ５」は、高校の楽しい学園生活と、「怪盗団」となって心の闇の異世界に入り大人の悪事を改め（改心）させるための冒険を行うゲームです。スタイリッシュなＵＩに軽快なコマンドバトル。JRPGにおける「ひとつの究極の形」と評価できる特上の秀逸ゲームだと思います。ほんと辞め時が見つかりません。

今ならシナリオとキャラが追加され、操作性も改善された完全版の「ペルソナ５ロイヤル」が良いでしょう。 出来ればロイヤルが良いのですが、もし予算が厳しければ「ペルソナ５（無印）」でも良いと思います。こちらでも十分神ゲーですので。

★「ウィッチャー３」は中世西洋風の広大なフィールドが舞台。少し暗めの世界ですが、非常に綺麗な景観が広がっています。シリアスなシナリオ、非常に魅力的なキャラ、完ぺきな日本語ローカライズで、物語に引き込まれること必至です。

このゲームの凄いところはサブクエストなどにお使い要素が無く、自分の選択がのちのちのメインストーリーに影響を与える点。マルチエンディングなんでダレることがありません。

オープンワールド RPG ですが、ストーリーと自由度のバランスも非常にいいです。ただ操作性と世界観が若干難解なのが欠点でしょうか。しばらくは忍耐（慣れ）が必要です。しかしハマってしまえば100時間以上は楽しめるタイトルです。

★「ホライゾンゼロドーン」は明るく綺麗な景観は全ゲームトップクラス。操作性の良さと軽快なアクション、戦略性は特筆ものです。日本語吹き替えも上質です。

文明が荒廃した遠い未来の世界が舞台。自然が復活し文明の遺産である機械獣は徘徊する世界でアーロイという女性が主役。文明荒廃の謎、アーロイ出生の秘密を探っていくシナリオは非常に面白く、神ゲークラスの良質ソフトです。ただウィッチャーのような世界的なオープンワールドRPGと比べて、ボリュームが小さく、サブクエスト含め 50時間足らずでやることが無くなり終わってしまいます。

★「アサシンクリード オリジンズ」は 古代エジプト、プトレマイオス朝末期が舞台。形容しがたいほどの綺麗なグラフィック、操作性の良さは圧巻。適度な自由度のバランスもグッド。クフ王やカフラー王のピラミッドに登ったときは涙が出ました。

あと世界史教科書に出てくる人物と同じ世界を生きてる感がスゴイ。クレオパトラやカエサルなど歴史的人物と絡むことができます。そんな自由な世界の中で暮らしていける反面、メインシナリオはキッチリしています。主役バエクの葛藤。妻アヤとの意見の対立。アサシン教団のルーツ。目が離せません。

アサクリシリーズが続く中、一部の古参ファンから賛否あるようですが、オープンワールド RPG（レベル制）として生まれ変わった本作は、自分的には素晴らしいチャレンジで大成功だと思います。大いにお勧めしたい１本です。

★「アサシンクリード オデッセイ」は 紀元前430年頃、ペロポネソス戦争中の古代ギリシアが舞台。基本の操作性はオリジンズと同じですが、当然ながら少し進化しています。壮大で綺麗なグラフィック、快適な操作性は素晴らしい。全ゲームの中でもトップクラスではないでしょうか。

こちらもアテナ像やパルテノン神殿などを自由に登ったりできますし、ソクラテスやヘロドトスといった歴史上の偉人たちと人生の苦悩を共にすることもできます。また主役であるアレクシオス or カサンドラ（選択できる）の数奇な運命をヒモ解いていくメインシナリオには、非常に夢中になれます。

オデッセイは陸での戦いに加え船での海戦が面白い。大海原でクジラとともに大波の中を疾走するのは爽快の一言！ どこに行くのも自由。 海の中も自由。 どう戦うのも自由。 誰に味方するのも自由。 もちろんメインシナリオは秀逸で面白い。 数あるオープンワールドゲームの中でもトップクラスの評価。 こちらも大いにお勧めしたいです。

以上、長々と失礼しました。
参考になれば幸いです。