みなさん報連相はできていますか。就活中の方、内定が決まり来年から新卒として働く方、社会人としてすでに働いている方。どんな方にも報連相は必要なスキルです。ですが、なかなかできていない人が多いのが実情です。ほかの社員と差をつけるためにもこの機会に報連相をしっかりと身につけましょう。
職場で仕事を円滑に進めるために欠かすことが出来ない「報告」「連絡」「相談」のこと
報告とは、上司からの指示や命令に対して、部下が経過や結果を知らせること。報告をするのは、部下から上司へ、あるいは後輩から先輩へ、という流れになります。
連絡とは、簡単な情報を関係者に知らせること。そこに自分の意見や憶測は入りません。また、上司や部下にかかわらず、誰もが発信側にも受信側にもなります。総務や人事から全社員に向けての連絡やプロジェクトリーダーからメンバーだけに向けた連絡など、様々な連絡があります。
相談とは、判断に迷う時や意見を聞いてもらいたい時などに上司や先輩、同僚に参考意見を聞き、アドバイスをもらうことです。
どの会社でも「報・連・相」の徹底が叫ばれています。
逆に言えばちゃんとできている人が少ないということですね。
なぜ報連相が必要?
報連相がなされていないオフィスでは、上司と部下の上下の意思疎通も、スタッフ間の横の意思疎通も出来ていないので、仕事の効率は悪くなります。
たとえ同じ釜の飯を10年食べ続けてきた仲間であっても、テレパシーで相互に理解し合うことはできません。
「報・連・相」をすれば、その時点で自分が間違えたことを考え、行っていたとしても、報告した時点で上司が間違いを指摘してくれます。
自分を守るという意味でも報連相は重要なんですね。
結論を先に伝える
結論から話すことで聞く方は聞き方が変わってきます。報告なのか連絡なのか相談なのか。進捗が遅れているのか失敗をしてしまったのか、完了したのか。細かいことは質問されてからでもよいのです。
重要な報告はすぐに行なう
重要なことほど早く。特に失敗はリカバリーが必要なので早めに報連相するようにしましょう。その分被害を抑えることができるので周りの人に迷惑をかけることが少なくなります。
ホウレソウ上級者は、事実・推測・意見を混ぜない
推測や意見が事実と取られてしまうことがあります。そうなると意図せぬ回答が返ってくることも。。確実に仕事を進めるためにも、事実・推測・意見を明確に分けて話すことが大事です。