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【CPU脆弱性】低スぺPC(Atom)にパッチ適用で動作速度が低下?検証してみた!

パソコン

僕の愛用しているPCの詳細

まず、僕が愛用しているネットブック(ASUS VivoBook E200HA-8350W/A)のスペックがこちらです。

  • Intel Atom x5 Z8350 1.44GHz(2015年発売)
  • RAM 4GB
  • Windows 10 64bit

相当低スペックです。そんなに古くない機種ですが、5年前のCore iシリーズを搭載したノートパソコンよりもだいぶ遅いです。

ネットサーフィンですらもっさりしてます。

そもそも、Atomプロセッサは、スティックPCやWindowsタブレットに搭載されるようなCPUです。性能よりも低消費電力・低価格が重視されています。

体感上の速度変化はない

CPU不具合のセキュリティーパッチを適用すると動作速度が低下すると騒がれていますが、すでに多くのWindowsパソコンに今回のセキュリティーパッチが適用済みだと思います。

僕のパソコンも1月5日に適用済みでした。

具体的には「KB4056892」というのが、今回のCPU脆弱性用のパッチです。

 

結論を言います。

体感速度の変化は感じませんでした。

ネットサーフィン、Youtube視聴などの用途に使っていましたが、遅くなったようには感じません。

というか、知らないうちにパッチが適用されていたほどです。

Twitterなどの反応を見ていても、「パソコンが遅くなった」と騒いでいる人は見かけません。なので、実質的に今回のCPU脆弱性問題のパッチを適用したところで体感できるほどの動作速度低下はないと考えています。

もちろん、精密にベンチマーク等を測定すれば遅くなっているのかもしれませんが、数値より体感のが重要です。

みんな大好きCinebenchのベンチマーク結果は変わらない

試しにCinebenchでベンチマークを取ってみました。

Cinebenchが最適なのかどうかはわかりませんが、パッチ適用前のデータがあるのがCinebenchしかないので・・・w

結果としては、

  • パッチなし 98
  • パッチあり 100

微妙にパッチありの方がベンチ結果が良かったですが、誤差の範囲内でしょう。

ベンチ結果に差がなかったことより、Atomの性能の低さの方が驚きですよね。

Cinebenchで100を切ってるって相当ヤバい。超古い1.7GHzのCore i5 3317U(2012年発売、Ivy Bridge、ネットノート用の低電圧・低消費電力版)の半分の性能しかないし、僕のメインPC(Ryzen 7 1700)の13分の1の性能しかない。

遅いわけだわ。

CPU脆弱性のパッチによる速度低下は気にしなくてもいい

CPU脆弱性のパッチを適用すると動作速度が遅くなると騒がれていますが、僕の超低スペックPCで検証した範囲内では体感できるほどの動作速度低下はなかったです。

マイクロソフトの情報によればHaswell世代より古いPCだと影響度が高いらしいので、僕の使っているPCはそれより新しいので大した影響がないのかもしれません。

というか、セキュリティーパッチを適用したくらいで、動作速度が遅くなるようなPCなんて、さっさと買い換えた方が良いと思う。

もう寿命です。



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