まじか…海外と違う「日本人の休み方」

日本人の有給休暇取得日数、有休取得率は依然として低い。

下から2番目となったマレーシアとオーストラリアの70％からも大きく開き、世界各国と比べて日本の有休取得率は未だ低い

年間休日数のうち、日本は有給休暇が18.2日なのに対し、イギリス、フランス、イタリアは25日、ドイツは30日。

オンライン旅行大手エクスペディアが実施した「有給休暇」の国際比較調査によると、

世界で一番「複数回の短い休暇」を取得する人の割合が高い。

長期休暇よりも短い休暇を頻繁に取りたい傾向が如実に表れた結果

日本人が休みを取らない理由として最も多かった回答が「緊急時のために取っておく」だった。

続いて「人手不足」、「仕事をする気がないと思われたくない」が2位、3位。有給休暇を取得する上で、未だ職場の空気を読む日本人

日本は一斉に休む祝日が「休日」の大半であり、自由に休める休暇は少ない。

フランス人の場合、飛行機に乗って何週間も海外旅行に出ることがよくある。

もちろん、自営業者や企業の経営者など、休み中でも仕事のことを考えている人はフランスにも一定数いる。しかし、こうした行為は「あまり健康なことではない」とフランスでは見なされている。

フランスでは、病気になったら欠勤するのが当たり前。バカンス中に病気になったら、その日から休暇を病気欠勤に切り替え、元気になってからまた休暇に戻る

フィンランドは、休暇が長いことでも知られる。夏休みは約4週間と、フランスと並んで世界最長の休暇取得が推奨

フィンランド人は、この長い1か月の夏休みをどう過ごすのかというと、サマーコテージに行って「何もしない」。

加えて、1日に数回のコーヒー休憩を取る習慣があり、これは労働契約書に盛り込まれることもあるほど重要事項だという。

「4～6時間の労働ならコーヒー休憩1回」「6時間以上ならコーヒー休憩2回」というように、食事休憩とは別に労働法で定められていて、1回あたりの休憩時間は15～20分程度だそうです。