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fgoしかプレイ経験がないにわかなのですがわからないことがあるので回答よろしくお願いします。
1. 型月における神やキャラの習合、同一視みたいなのがよくわかりません。カーマとマーラやモルガンとモリガン、アレスとマルスなどです。逸話や伝承のみの存在が後世に語り継がれ習合、同一視された結果召喚された時にそれらが混ざった人格や記憶を併せ持つのは理解できます。しかし型月世界ではアーサー王伝説が伝承ではないように、過去に実在し、全く別々の存在の神霊や英雄が混ざるというのがよく理解できません。

2. エルキドゥや神霊サーヴァントに膨大な魔力を集めると聖杯の真似事ができるらしいですが、カルデアの収集した聖杯をリソースとしてサーヴァントを受肉させたりとかできないんですかね?また、受肉できた場合、ただの人間になることを望んだソロモンではなく、泥ギルのようにマスターなしで実質生前のように戦えるんでしょうか?

3. 魔術は化学文明の発達や魔術の仕組みを他人に知られれば知られるほど神秘が薄れ、弱くなる的なニュアンスでしたが、その逆でもし火をつけるということすら出来ないレベルで人類の文明が退化したら、神秘性が濃くなって強くなったり、同じような感じで魔法から魔術に格下げされたものが魔法に戻ることってあるんでしょうか?

4.神霊たちは人類が栄え、信仰も薄くなり、物理法則というテクスチャが貼られている現在、どうなっているのですか?死んだ=消滅したのか、どこか高次元に存在しているが地球や人類には干渉できないのか知りたいです。

5.神霊の質問と重なるんですけど死後の世界=冥界って今どこにあり、現代の人間は死後どうなってるんでしょうか?1部7章のメソポタミアや2部5章でハデスの地下空間みたいな感じでできて、ギルガメッシュや病気で死んだ現地民は肉体に魂が戻り生き返りましたが、現代で死んだ人間もどうにかして魂を肉体に戻せば蘇生可能でしょうか?

6.英霊の座がある場所は時間の軸から外れてる?的な感じだったと思うんですけど英霊の座から消えたソロモンをマリスビリーが召喚するのって矛盾は起きないのでしょうか?まぁ召喚できているので可能なんでしょうけど…

  1. 匿名 より:

    fateシリーズは過去の設定が焚書(なかったことに)されてたり、例外が山ほどあったり、まだ明かされてない設定が山ほどあったりするので
    中には答えられないものもあります。
    なので私のわかる範囲で回答考察しますね。

    1. 型月における神やキャラの集合や同一視について。
    まず、fate世界の英霊召喚について少しお話しさせてください。
    fate世界の英霊召喚は正確には過去の英雄そのものを召喚している訳ではありません。
    そもそも過去の人間をそのまま召喚して使役するのは人間が扱える魔術の範疇を超えています。
    そのため英霊召喚では「まずクラスという枠組みを作り、それに無理やり当てはめることでサーヴァントを召喚しやすくする」みたいなことをやっています。
    簡単に言うと「剣を持った使い魔」という概念の型を用意して、座というデータベースから剣に特化した英雄「アーサー王」の情報をその型に流し込む、そして型ごとサーヴァントとして召喚する、みたいなイメージです。
    当然、型に合わせて情報を流し込んでいるため、剣を扱うのにそぐわない部分は切り落とされていたり、逆に剣に関する部分は誇張されていたりします。
    また、座にある情報はアーサー王本人の情報ではなく「アーサー王伝説諸々」の情報があるため
    後付けされた剣に関する逸話があると、それも取り込まれるので本物のアーサー王には無かった要素が入ることになる訳です。

    ここで神霊の集合に話を戻しましょう。例えばカーマを召喚する場合。
    神代当時は、カーマとマーラは別々の個体として存在していたかもしれません。
    しかし、英霊召喚で召喚する際はカーマそのものを召喚するのではなく「座に登録されてるカーマの情報」を型に流し込んで召喚します。
    この際に座のデータベースには「カーマはマーラと同一の存在である」という一説の情報も入っています。その為、その説の情報に引きずられるようにマーラの情報も型に流し込まれる事になります。
    結果、サーヴァントとして召喚されたカーマには「マーラの情報も混ざっている」→カーマとマーラの混ざった存在として召喚される、と言うことになります。

    2. 神霊サーヴァントの受肉について。
    カルデアの英霊召喚はカルデア式英霊召喚と呼ばれ、他のシリーズの英霊召喚とはちょっと毛色が違うそうです。なので、カルデア式のサーヴァントが受肉できるかは現状不明です。
    ただ、下手に受肉させてしまい、マスターが不要となった場合、サーヴァントが勝手な行動に移ったりするリスク等があります。
    また、人理焼却等の事象は「強いサーヴァント一人いれば良い」と言うものでもなく、むしろ色んな種類のサーヴァントを適宜送り込む方が事態解決はしやすいので、一人のサーヴァントに膨大なリソースを注ぎ込むのは得策とは言えません。
    なので、仮に可能でもリソースを突っ込んで受肉させるような事はしないかと思われます。

    3. 神秘の濃淡について。
    神秘が濃くなる(文明が衰退した場合)魔術は魔法に戻るのか。
    この辺については私の知る範囲ではそういう描写や説明がない為なんとも言えません。
    ただ、基本的に魔法を魔法と認定するのは魔術協会の仕事なので、文明が衰退した所で「それでも文明が発達したら誰でもできるよね」と判断したら魔法に格上げされないんじゃないでしょうか。

    4.fate世界の神様って、地球外生命体だったり、ロボットだったら、本当に神様だったり色々なので、その身の隠し方もそれぞれですね。
    ただ、多くの神様は宇宙から飛来した強大な敵(ヴェルパー)から地球を守るために戦って亡くなってしまったそうなので消滅したものが多い様です。
    それ以外だと、世界の裏側、星の内海と呼ばれる物理法則テクスチャとは別の世界に行ってたり、分霊になって暮らしていたり、本当に様々ですね。

    5.現代の冥界について。
    こちらも言及はないので、現在どうなってるかは不明です。が、少なくとも地続きではなくなっている様です。
    そういう意味では冥界(死)は遠い世界になってしまっており、ギルの頃の様に魂を取り返したりして生き返るのは難しいのかもしれませんね。

    6.英霊の座とソロモンについて。
    そこは実は大きな考察ポイントの一つで、色々な人が悩んでいる所でもあります。
    そもそもソロモンの功績その他全てが消えてしまったら、召喚術などの魔術の起源がそもそもソロモンなので「なんでカルデアでまだ英霊が召喚できているんだ?」とか「そもそもなんでソロモン召喚できていたんだ?」とか色んな謎が湧き上がってきています。
    その為「適用までに時間がかかる説」や「実はちょっとだけ情報が残ってる説」やら色んな説が出ていますが、今のところfgo内では一切説明されていません。
    ただ、例えばマーリンは本来死んでいない(現代でもアヴァロンに幽閉されて、世界に関与できないまま傍観する事になっている)ため、召喚事態が出来ない所を、バビロニアでは「まだマーリンが産まれる前の時代=まだ存在していない=死んでるのと同じ」という無茶苦茶理論で無理やり召喚されていました。この様に英霊召喚には多少時間との関わりもある様なので、個人的には「時間軸と切り離されている為、情報は常にそこにある。ただし生きている間や、今回のソロモンの様にデータが消えた事になった後はロックがかかって召喚はできなくなる(外からみたら消えた事になってる)みたいな感じなのかな?と想像しています。

  2. 匿名 より:

    難しい質問に答えていただきありがとうございます!こういったストーリーとは若干離れた世界観の設定が理解できると、より楽しめるので助かりました!



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