FGOについてです。 史実でも美男美女ということになっているキャラクターって誰がいますか？ (例

神話や伝説枠だと超絶美男美女は珍しくもないのですが…

「神話に出てくるような神や実在不明な伝承・伝説上の人物、創作の存在以外の存在」

つまり【史実の美男美女】という事となると難しいですね。

その美貌がエピソードになる次元となるとなお一層少数ですし、『蘭陵王』や『楊貴妃』レベルの美人（もちろん全てが事実というわけではないだろうが）というのは流石にほぼいないかもしれません。
ただ…一応美男美女という記述や逸話がある人物はいるのでそちらを列挙してみます。

・『虞美人』
その名前自体が一つのエピソードのようなもので、その美貌を称して「美人」が付けられたという説があります。
（美人が役職を示すという説もあるが）

・『シャルロット・コルデー』
その美貌からも市民人気が高く、斬首された彼女頭部を持ち上げ平手打ちをして見物人から罵声を浴びたという話もあります。
また死刑を執行したシャルル・アンリ・サンソンもシャルロットが美しかったと言っていますね。

・『クレオパトラ』
カエサルもアントニウスの美貌に惹かれたというエピソードが残っています。
ただクレオパトラは外見以上に性格やその知性・知識が魅力的な人物であったという逸話も多く、三大美女に数えられる割りに外見に関するエピソードは多くないようですね。

・『シュヴァリエ・デオン』
伝説的な人物と伝えられますが、実際に18～19世紀を生きたフランスの外交官です。
裏の顔はスパイであり、男装と女装を使い分けていたそうです。
解剖した医師に依れば解剖学上は男性だそうですが、墓所も死体も不明で真偽は定かではないほど性別については曖昧な話が多いですね。

容姿についても美形というのは後世の付けたしという話も多い一方で、その美を称えられたという話もあったり良く解りません。
彼？の絵も残っているのですが、妙に美形な想像や美化の入っていそうなものから、男にも女にも見えなくないなんとも言えない顔立ち、リアルな女装したおっさん、おばさんにも見えるおっさん、リアルではあるけど男にも女にも見える美形などが残されています。

・『マタ・ハリ』
デオンと同じくスパイ、諜報員としての顔を持っていたと言われますが、その能力は低かったようですね。
ただ、美人であったとは言われ、将校が骨抜きにされたという話も残っています。残っている写真を見ても美人と思う人はまあいるのでしょうね。

・『土方歳三』
写真が残されており現代基準でも恰好が良いと言われますが、当時も相当モテると自称、他称問わず話が残っています。
芸者や舞妓からもらった恋文を田舎に送ったり、事実かは不明ですが遊女が惚れた男に送る小指を何本も持っていたなんて話もあります。

・『織田信長』
FGOでは性転換していますがは面長細面で美男だったという記述も結構残っているみたいですね。
妹が戦国一の美女と呼ばれ、柴田勝家、豊臣秀吉を始め多くの武将からも好意を寄せられていたと言われるお市の方なので兄である信長が美形というのもまあ頷けます。

・『茶々』
淀の方…信長の姪でありお市の娘であるも彼女も相当の美人であったようですね。
秀吉の溺愛は主君である信長の血筋であることやお市の娘などもあったのでしょうが、当人の美貌が理由ではあるでしょう。

・『巴御前』
同じく女性ながら武器を取ったと言われる静御前（薙刀の巴型、静型の元になった2人）と比べて美人という逸話が多く、木曽義仲とは仲睦まじかったそうですね。

また上記の面々と比べると後世のイメージ補正が大きいようですが
『源義経』『沖田総司』『長尾景虎＝上杉謙信』『清少納言』『紫式部』
『望月千代女』『森蘭丸』

も美人と謳われることが多いですね。
ただ当時資料で美形とされてはおらず完全に創作や後付け感がある人物も多いです。

ギルガメッシュ
神にデザインされた完璧な容姿。
美さのあまりイシュタルに求婚されたが断り、イシュタルが怒りエルキドゥが殺された。

ブリュンヒルデ
ワルキューレの長女で美しかった

ランスロット
かっこよくてモテモテだった。
アーサー王の嫁と不倫した。

カエサル
元老議院の3分の1を寝どった。
(寝どれるくらいかっこよかった。)

エウリュアレ
すべての男の理想である代わりに1番弱い存在とされている女神

アレキサンダー
金髪碧眼で超イケメンだった

藤原道長
平安時代での美男子。源氏物語の光源氏のモデルだったかもしれない

虞美人
資料によっては世界三大美女に数えているものもある

ゼノビア
クレオパトラに匹敵する美しさだとする記述あり