将棋って教えられたら強くなるんですか?
この局面はこういう手があるとか。
それならば、手筋と定跡を本で学んだ方がまとめて習えますよね。
その都度、この場面はこうだ!とか言われても覚えられないし復習も記録しとかないと出来ない。本なら何回でも楽に復習出来る。
教えられても一回では、ふ〜ん、そう言うものかぁくらいしか理解してないし。(笑)
本ならだんだん分かって来る。
人に教わるのって、将棋界ではどう何ですか?
酷い時は、この人の話あってるのかな?後でAIで調べようと思ってしまう。(笑)
たまに教えてくれる人は将棋ウォーズ棋士団の人。高段者とかではないです。
人に教えてもらった時の方が他の情報とつながりができるので記憶が定着しやすいように思います。
本で読んだ手筋より、実戦に現れた手筋を憶えるほうが記憶に残るのと同じようなものです。
まあ、やたら教えてもらいたがる人は、自分で考えない人が多いので身に付かず、その効果もあまりないでしょうが。
>本なら何回でも楽に復習出来る
本での復習が本当に「楽」かどうかは実にひとによりけりです。ぺたっと平面の盤面に長々とした活字の文章で解説されたもののほうが楽だ、という方も確かにおられます。
でも人間の記憶というのは “雑事” と結び付いていることが多かったりします。
「パパに鮮やかに詰まされたあの時、こちらの駒台には持ち駒があふれていたな、それなのに負けたのはこっちだった」とか、
「あのとき先生の初手は9六歩で、訳も分からないうちに終わってた」みたいな “風景” と共に覚えていたりするものです。
そして、そういうくだらない雑事とセットのほうが記憶に定着しやすいものだったりします。
状況が伴うと頭に残りやすいのはありますね。
ベストアンサーはいろんな考えがあるみたいで悩みました。
皆さんありがとうございました。
教わって強くなる人はいない。自ら学ぶ探求心が将棋を強くする。だから、古来、将棋の師匠は、弟子に将棋を教えないことになっている。
それは勉強法一般に言えることですが、的確なものならば強くなります。ただし得意分野といいますか、限界はあります。
人間に教わることの利点は適宜質問できることと「考え方」を教えて貰えることです。人間的なアプローチの仕方を教えてくれるのは人間だけです。
「ひとに教わる」っていうのは想像以上に効果的なものです――ただし若いうちは。
こうしたらこうなるでしょ、というパターンは無数にあって、それを全種類教わるのはもちろんムリです。ただ、棋書に載ってる数には限りがあるし、あまりにド下手くそな応手についての記述をすべて書いていてはページに限界があります。
下手っぴが考えそうなそういうアホみたいな手にも、教えるのが上手い人は付き合って導いてくれます。それに相当するようなソフトやサイトがあればそれなりに上達するのですが、機械ではなかなかそうは行きません。
「この人の話、合ってるのかなとAI」を心配するレベルに達しているのなら、もう他人に教わる必要はありません。棋書でもコンピューターでもプロ棋士にでも習って下さい。ひとから教わる段階からは卒業です。