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Stable Diffusion、生成AIでゲーム業界はどう変わる!?まずは「業務効率化」から始めよ…

ゲーム
Stable Diffusion、生成AIでゲーム業界はどう変わる!?まずは「業務効率化」から始めよう
G1ベンチャー2023 第3部分科会E「ゲーム×Generative AIで変わるエンタメの未来」(2023年6月11日/グロービス経営大学院 東京校)中山淳雄×深津貴之×溝部拓郎×赤川隼一

Generative AIの出現によって、急速に進化するゲーム。AIによるキャラクターやシナリオの生成、移動や攻撃などのゲーム内行動や戦略の最適化など、新たな表現方法やゲーム体験を創り出す可能性が拓かれている。ゲームとGenerative AIの融合はエンタメの未来にどのような影響を与えるのか、その可能性と課題を議論する。(肩書きは2023年6月11日登壇当時のもの) 
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●中山 淳雄(株式会社Re entertainment 代表取締役)
プロフィール:
エンタメ社会学者。事業家(エンタメ企業のコンサルを行うRe entertainment創業)と研究者(早稲田博士・慶應・立命館大研究員)、記者(Gamebiz記者)、政策アドバイザー(経産省コンテンツIPプロジェクト主査)を兼任しながら、コンテンツの海外展開をライフワークとする。以前はリクルートスタッフィングから転職し、DeNA・デロイト・バンダイナムコスタジオ・ブシロードで北米、アジア向けのメディアミックスIPプロジェクトを推進&アニメ・ゲーム・スポーツの海外展開を担当してきた。著書に『エンタメビジネス全史』『エンタの巨匠』『推しエコノミー』『オタク経済圏創世記』など。

●深津 貴之(株式会社THE GUILD 代表取締役)
プロフィール:
インタラクションデザイナー。株式会社thaを経て、Flashコミュニティで活躍。2009年の独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、株式会社Art&Mobile、クリエイティブファームTHE GUILDを設立。現在はnoteのCXOなど、領域を超えた事業アドバイザリーを行う。執筆、講演などでも精力的に活動。

●溝部 拓郎(株式会社ポケットペア 代表取締役社長)
プロフィール:
1988年生まれ。2012年東京工業大学工学部卒業。同年、新卒でJ.P.モルガン入社。その後、株式会社レジュプレスを共同創業し、仮想通貨取引所を運営する『Coincheck』を立ち上げ。 2015年、ゲームの企画・開発・運営会社である株式会社ポケットペアを創業し、現職。「クラフトピア」や「AIアートインポスター」といった先進的なゲームを手掛ける。

●赤川 隼一(株式会社ミラティブ 代表取締役)
プロフィール:
1983年生。慶応義塾大学環境情報学部卒業後、2006年DeNAに新卒入社。2012年4月より最年少執行役員として海外事業、ブラウザゲーム事業等を管轄。2015年、スマートフォン画面を生配信するライブストリーミングサービス「Mirrativ」を開始。2018年3月に、Mirrativ事業をDeNAからMBOする形で株式会社ミラティブを創業し、現在までに累計60億円超を資金調達、日本最大のゲーム実況アプリ・スマホメタバースとして運営中。
「わかりあう願いをつなごう」をミッションに、ゲームとゲーム実況の融合「ライブゲーミング」やバーチャルアバター「エモモ」を通じて、日本発の新たなコミュニケーションの形を世に展開している。

00:00 オープニング
02:05 GPT4が登場から3~4か月経った現状
-(深津氏)去年11月ごろ、素早く手をつけた人たちが急速にアウトプットを出し始めた。雨後の筍のような状況になっている。最近では、仮想空間の中の村人が、毎回違うことを話して行動するようなものがすごく面白かった。
-(深津氏)自分でもGPT4を使ったゲームを作ってみて、面白いものは出来そうだと思った。一方課題は、1会話に3円取られるので、商品化するのが難しい所。MMOワールド全体のシナリオ、ルールなど、大きなところで使う方が良いと思っている。
-(溝部氏)生成AIには、去年の9月に本格参入した。11月ごろにstable diffusionを使った人狼ゲーム「AIアートインポスター」をリリースした。生成AIの使い方は、革新的に新しいものを創るか、業務効率化に生かすかのどちらか。今までのGoogle検索との違いで考えると、上位40%ぐらいの開発者であれば生成AIが社内で一番賢い。名前の案出しなどでは、生成AIの方が優れている。
-(溝部氏)Stable Diffusiondはコンセプトアートの検証として使える。8時間かかっていたものが5秒で出来る。ゲームの大きな方向性自体にも関わると思っている。
-(深津氏)「Left 4 Dead」のようなゲームに、ゲームマスターのようにバランス調整を行うことに生成AIを組み込むのは面白いかも。
-(溝部氏)「マインクラフト」でも、ChatGPTにPythonのスクリプトを生成させて、橋を生成したりという例もみられる。
12:13 生成AIが、ゲーム業界・エンタメ業界全体に影響を及ぼすのか
-(中川氏)アニメはウォーターフォール型で、クオリティコントロールの世界。20名ほどのアニメを作ったことがない学生がハッカソンでアニメを作ったのをアニメ会社が見て、発見が多かったと話していた。
-(溝部氏)生成AIで動画が出来るようになったら、ゲームに限らず劇的に世界が変わる。加えてテキストto 3D、テキストtoモーションも来たら、ワークフローが劇的に変わる。そうなると、小規模の会社が台頭する余地が出てくる。
-(深津氏)テキストtoビルドが来るのに注目している。テキストだけで最終アウトプットを作るのは難しい。レゴブロックを作るのにAIを使うのではなく、レゴブロックを組み立てるのにAIを使うイメージ。
20:11 このようなことが実現すると、今後何が起こり得るか。
-(中川氏)組織にインプリメンテーション(実装)するのは、だいぶ遅くなるのではないか。Unityもゲーム会社では10年前から使っていたが、アニメを作れるようになったのは2023年。小中規模の会社で、社内のインフラを管理する人がいない。トップダウン…



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