Fate このキャラについて詳しく教えてください キャメロット観にいく予定なので 2022/8/25 Fate 🔊 AI音声で読み上げ Fate このキャラについて詳しく教えてください キャメロット観にいく予定なので
【クラス】アサシン(呪腕)
【真 名】ハサン・サッバーハ
【出 典】史実(11世紀中頃/イラン)
【登場作品】
・『Fate/stay night』
・『Fate/Grand Order』
・その他、一部の派生作品など
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【概 要】
11世紀中頃、中東はイランにて実在したとされるハサン・サッバーハという人物をモデルに創作されたキャラクターです。歴史上のハサンは、イスラム教の一派であるニザール派を形成し、暗殺教団を設立した人物として語り継がれています。この暗殺教団では、「ハシシュ」という麻薬を使った独自の方法で暗殺を行っていたとされており、それが伝聞するうちに訛って「アサシン(暗殺者)」という言葉が生まれたとされています。
史実では「アサシン教」は100年程度続いた後、モンゴル帝国による侵攻で滅んだと言われていますが、Fateシリーズでは「ハサン」の名を代々受け継ぎながら存続していたという設定になっており、総勢19名のハサンがいることになっています(あくまでも設定上存在しているだけで、実際に作品に登場したことがあるのは数名です)。
初代は特別に『山の翁(やまのおきな)』と呼ばれており、それ以下の継承者たちは、それぞれ得意技や特性などを呼び名に付けるのが習わしとなっています。
FGOの第1部6章『神聖円卓領域キャメロット』には、4名のハサンが登場しますが(山の翁、呪腕、静謐、百貌)、画像の黒いマントを羽織っているのはFateシリーズでは原作から登場している『呪腕(じゅわん)のハサン』です。
自身の右腕を「悪魔シャイターンの腕」に付け替えており、この腕で触れた相手の心臓をコピーし、それを握りつぶすことで相手を呪い殺す(呪いの藁人形の心臓版みたいな)ことを必殺技としていることから、この名で呼ばれています。
原作『Fate/stay night』では、3つ存在するシナリオのうち、前半2つではとある事情から偽物のアサシンである「佐々木小次郎」が登場しており、ハサンは3つ目のシナリオで初めて登場したので、ファンの間では通称『真アサシン』とも呼ばれています。原作では薄気味悪い敵として描かれていましたが、FGOでは頼もしい味方として登場します。
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余談ですが、残る3人のハサンについても少々。
山の翁は、初代ハサン・サッバーハであり、霊廟(お墓)から世の行く末を見守っている超常的な存在です。後継者のハサンたちが道を踏み外しそうになった時、それを処断するために存在している「ハサンを殺すハサン」だとか。その能力は人智を遥かに凌駕しており、ほとんど死神です。
静謐(せいひつ)のハサンは、幼い頃から毒漬けの中で育ったので、涙や唾液、吐息、皮膚に至るまで、すべてが猛毒となっています。普通の人間であれば彼女に近付いただけで身体が麻痺して動けなくなり、触れれば即死します。FGOの主人公はなぜか毒に強い耐性があるので、彼女に触れても少し体調を崩す程度で済むそうです。なお、ハサンたちは本来、顔の皮を削ぎ落して白い髑髏面を被る決まりになっていますが、静謐はその容姿も含めて暗殺の道具(いわゆるハニートラップ)なので、顔があります。
百貌(ひゃくぼう)のハサンは、多重人格者で、幾つもの性格&技能を持つことから、この名で呼ばれています。ちなみに『Fate/Zero』では言峰綺礼のサーヴァントとして召喚され、一つひとつの人格すべてが肉体を得て現界していました。一部、劇場版キャメロットには登場しないのではないか?という噂もあったので、いないかも知れません…(すみません、私はまだ映画は観に行ってないのです)。
詳しくありがとうございます!
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