聖都(天空の城ラピュタ)の内部はこうなっていた。映画では公開されなかった情報をまとめてみました
パズーやシータが訪れたラピュタは崩壊した帝国の一部だった
オープニングで一瞬映る絶頂期の時代と比較するとおよそ100分の1にまでラピュタが崩壊している事が推測出来る。
出典ラピュタ
もともとは聖都(天空の城ラピュタ)を中心に隊列を組んで空に浮いていました
最下層には貯水層があることが確認される
パズーとシータが発見したラピュタはピラミッド型の城でしたが、他にも長方形の形をした平面の陸地など、沢山のラピュタが宙に浮いていた
シータとパズーがラピュタに到達するより以前から大規模な崩落は進んでおり、巨木とドーム、特権階級が住んでいたと思われる層以外は既に崩落していた。
出典ラピュタ
ラピュタ人にとっても水は大切だったはず
制空権を完全に掌握し卓越した科学力で地上を恐怖のどん底におとしていた
ゴリアテなど一撃
聖都(天空の城ラピュタ)の内部はこうなっていた
君はラピュタを宝島か何かのように考えているのかね
ラピュタはかつて恐るべき科学力で天空にあり、全地上を支配した恐怖の帝国だったのだ
出典ムスカ全セリフ集
第一層(聖なる光、天帝) 天帝の間(巨木が突き破り崩壊)
残念ながら「The art of Laputa」でも天帝の間のイメージボードはありませんでした
ラピュタ帝国の王である天帝に相応しい御寝所であったと想像します
第二層(騎士の界、十二神将の塔)
最上層にいるラピュタ王を守るため第二層では騎士が詰めています。
ラピュタ帝国には十二神将という階級職があったのでしょう
ジプリ[The art of Laputa]のイメージクリップ
第三層(エデンの園) 大庭園。絶滅動物や希少な植物が保存されている。
劇中の巨木
第四層(居住区)
ジプリ[The art of Laputa]のイメージクリップ
ジプリ[The art of Laputa]のイメージクリップ
自堕落病?
ジプリ[The art of Laputa]のイメージクリップ
ラピュタの科学力は風をエネルギーに変えることから始まった
「チャスカー風車」と呼ばれる小さな風車。
世間的にイメージするタワー型の巨大風車とは異なりますが、ヨーロッパではその簡単な作りから広く普及していた
「風の谷のナウシカ」。風の谷では、海から吹き付ける海風を動力に風車を動かし、地下深く(500メルテ)からキレイな水をくみ上げていました。これらは「塔型風車」と呼ばれるもの
地中の鉄鉱石を堀集め
風で集めた鉄鉱石を鋳鉄加工
制空権を完全掌握しているので圧勝だった
ラピュタ帝国の建国当初は風の力で浮いていたのかもしれない
風から始まった空想科学は飛行石の結晶化の成功により超文明都市ラピュタになった
劇中でおなじみの巨大飛行石
「ラピュタ人は、(空気に触れると瞬時に酸化してしまう)飛行石を結晶化させる技術を持っていた」
飛行石によりロボット兵(ナウシカに出てくる巨神兵に似ている)に自在に制御していた
ちなみにロボット兵の正式名称は「ラムダ」。
ラピュタの中心には、自国に及ぶ重力を制御する装置があり、 これを用いて空中を思うままに移動する。
ラピュタ王は地下にある半球体でラピュタ人にしかできない製法で作られた飛行石の結晶を黒い石の前で使いラピュタの全システムを制御し人民と全地上を統治していた
インドラの矢」、ソドムとゴモラを焼いた「天の火」、「ラピュタの雷」などと称される、
ラピュタの雷の火球は、わずか5.7秒で、地上からラピュタが浮かんでいた高度ぐらいまで広がった。
つまり火球は、5.7秒で半径7kmにまで拡大したことになる。
ここから求められる破壊力は、爆薬320万t分。
なぜ、こんな自爆システムが存在するのかについて質疑がよくあがる
過去に金曜ロードショーのイベント パルス祭りによってTwitterなどのサーバーに重負荷(エラー)にしてしまい新聞に掲載されるニュースとなった
その後、金曜ロードショー放映時のサーバーダウンは恒例の社会現象となっている
ラピュタ城中枢に浮かぶ巨大飛行石により、下部の半球体にある石版のメインコンピュータ回路を自壊させ、城全体を崩壊に導く。
【非公式な予想】ラピュタが滅んだ理由
公式では『得体の知れない疫病が流行り、ラピュタの科学力をもってしても克服できなかった。それで地上に戻り、ゴンドアの谷でひっそりと暮らしていた。』だが
地上に降りる必要性はあっても天帝が隠れるように田舎街に暮らす必要性はないのでは?
以下ネット上の考察をまとめてみました。
ラピュタ帝国には明らかな矛盾があった。空中で生活しているにも関わらず、その根幹は飛行石――即ち地下資源に頼っていたわけである。
考えられるのは、飛行石採掘現場で監督の任にあたっていた、ラピュタ人の謀反である。飛行石採掘は帝国の命綱である。当然、帝国の最高幹部、推し量るには王族が監督者として派遣されただろう。
ムスカの先祖
最高の富を持ち贅沢の限りを尽くしていたラピュタ人たちは正体不明の疫病に襲われ(免疫機能を侵す病気だったようで人々は以後やせ衰え、ささいな病気にも耐えられずに)バタバタと倒れていった
疫病をひろめた黒幕がいる?
かくて、基幹技術の要を失ったラピュタ帝国は崩壊し、僅かな生き残りが残り、一つの伝説になったのだ。
『疫病でラピュタ帝国が滅んでラピュタ王が地位も名誉も捨てて地上でひっそりと住み着きました』よりは説得力がある